詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

囚われすぎる必要はない 詩子の詩354

〜曖昧〜 それがいい事で それが悪い事あなたが間違っていて その他大勢が正しい誰が決めましたか?善悪 正否誰が決めますか メガネは外してますか土壌は同じですか だからもう そんなに自分を責めないで 責めないでください 焦点が曖昧な写真 こんにちは。 …

決意するだけでいい。詩子の詩353

〜決意〜 甲鉄のハガネの ガシャリと閉まる音とても強くて 何も寄せ付けない戦闘態勢ねぇ、疲れた戦士私の声が聞こえる?あなたの顔が見たい あなたの体温を感じたい 戦いはいつ終わる?着込んだのは自分 脱がないのは自分 鍵を締めたのは自分知ってる?『決…

自分の居場所は自分で決めよう。詩子の詩352

〜教えたくない〜 海に放り投げた 木の欠片 小さな泡を吐きながら 静かに沈む上を見上げたら 眩しく光る太陽の 破片が散らばり水面に 金色の絨毯、引き詰める華やかで誰もが 美しいと思うそれ 昔、遠くで眺め 憧れていたけれど 今では自分らしくないと 既に…

元に戻す方法 詩子の詩351

〜仁丹〜泳ぎ回る熱帯魚 チイサナカラダデ 右往左往落ち着きなく動いては 心と身体を切り離す治まることがない時は ちゃんと治めてあげるから大丈夫大丈夫 何も聞こえない 何も見えない 何も感じない上の空そんな風に真ん中に 穴の空いたところに 小さな仁丹…

両方の責任 詩子の詩350

〜あーだったりこーだったり〜 小さくて 大きくて優しくて 怖くておおらかで 神経質でゆるくて 固くて受容的で 攻撃的で意地悪で 好意的で 暗くて 明るくて落胆して 高揚して そんなものだよ私達 花だったり食べられたり こんにちは。詩子です。 今日はこち…

心はどこにありますか?詩子の詩349

〜こころのなかみ〜 こころのなかを のぞいてみたら いったいなにが みえるかな おかあさんが ぼくのめをみて だいすきだよというとこころのまんなからへんが すこしギュッとなってから ふわっとなって めからなみだがでそうになるよだからぼくは こころのな…

心が動くようにする為には。詩子の詩348

〜そこにいる〜 砂利の引かれたその道を 裸足で歩いていたんだと足元の石に付いた血を 見つけた時に気付いたよそうだ、痛いはずだった頑張るな、焦るなと みんながよく言うけれどそんなことは知ってるさ そんなことは知っているそろそろ靴下と 靴でも履いて…

祭りのあと症候群 詩子の詩347

〜セイフティゾーン〜 包まれて包まれて あなたの言葉に包まれて少し小さめの 丁度いい温度と 柔らかな布自分自身で閉められる 扉もつけてくださいね 窓はいらない 瞳を閉じるから 膝を抱えて 小さく丸まって 脱力して 少しまどろむの そんな場所を いつでも…

それなりの轍。 詩子の詩346

〜道〜 小さな歩幅で歩いてきた道 何を見つめていたんだろ隣の道を歩く人と 同じ歩幅にしたいとか機嫌の良くないカラスの声を 聞き分けることに気を取られ見えない自分の事などは 痛みや不安な感情で 知る事しかできなくて ただただ歩いていたのかな そんな…

いい意味でフラット 詩子の詩344

〜ボクのなまえ〜 ボクには名前がついている ゆうきという名前みんなはボクを『ゆうちゃん』って呼ぶあ母さんも お父さんも お婆ちゃんもそう呼ぶ お母さんが 赤ちゃんを生んだボクの『おとうと』っていう かわいい ボクのおとうとその日から ボクは『おにい…

時の自浄作用 詩子の詩343

〜父〜小さい頃 いつも呑んでは怒鳴っていた父怖かった毎日毎日 休まずに仕事に行った病気はしたことがない風邪すらひいたことがない働いて働いて働いて働いた怒鳴ってばかりいるので 娘達には疎ましがられた父は朝日が好きだと言った父は夕日は嫌いだといっ…

時間、魂、記憶、詩子の詩342

〜時間旅行〜 漆黒の宇宙に浮かぶ メビウスの輪のようなフィルム それだけ光って見えたのだから 無重力の時空を 泳ぐように近づいた捻れたフィルムを目で追って 記憶の断片探してる このままここで 味わうの やっとここまで来たんだと しみじみと味わうんだ…

詩を書くこと 詩子の詩341

〜知ること〜 詩を書く内面を見つめる嘘はつかない見たくないものも見る怖がらず見る動かなかったものが動く少し衝動がある逃げずに感じる 感じ切る 少し波立つ凪になるまで待つ 少し待つ 少し景色が変わる 花の季節 おはようございます。詩子です。 今日か…

歳を取るということ 詩子の詩339

〜歳を取るということ〜 歳を取るということ少し優しくなれること 少し寛容になれること 少しおおらかになれること 歳を取るということ少しゆっくりになれること 少し忘れる事ができること 少し角が取れること 歳を取るということ少し戸惑うこと 少し不安に…

地に足をつける。詩子の詩334

〜大きな木のように〜 大地にしっかりと 根を張った 大きな樫の木何があっても動ずに いつもの場所に 佇んて どんな嵐も 強風も ハタマタ小鳥のお遊びもここへ来れば大丈夫願わくば 私の足から大地に向かい しっかりとしっかりと 根を張って大きな大木 そん…

全てを味わい尽くす。詩子の詩333

〜何も知らない〜 何も知らない 春に桜が咲くことも 咲いたまま散ることも何も知らない 川が海に向かうことも 海がそれを受け入れる事も何も知らない 枯れた花が芽吹くことも 土に命が眠ることも何も知らない 大切なものもと そうじゃないもののの 境目も何…

あなたを満たすものはそこには無いから。詩子の詩232

〜透明なあの子〜 透明なあの子が歩いてる眼の前の ありったけの 『何か』を手に入れながら 透明なあの子は透明じゃ 無くなった だけど 足りない足りないと次々に掴み、抱え込む そして、 座り込んで悲しそうな顔をする おはようございます。詩子です。 こち…

『共感』と『同情』 詩子の詩231

〜石ころ〜 いびつな形の 石ころが足元にコロン みんなと一緒に 転がれない 転がれない 転がれないって 大丈夫 素敵だよ そのままで 素敵だよそのままで愛してる この間の満月 おはようございます。詩子です。 今日はこちら、生暖かく 風強く、気温高め 海の…

愛は循環します。詩子の詩230

〜優しい人に囲まれて〜 優しい人に囲まれて 生きている 優しい人に囲まれて 優しい人に囲まれて 優しい人に囲まれて もしその優しさに 気付けない時は 心の中に自分以外の 誰かがいるかも もしそんな時は そっと覗いて 誰がいるのか見てみよう 優しい人に囲…

神様のドリル。詩子の詩229

〜神様のドリル〜 ねぇ、知ってる? 神様のドリル 人生には課題があって その問題を問いていくんだねぇ知ってる? 神様のドリル 簡単なものから少しづつ 難しい問題になるんだって 何度も何度も繰り返す 人生のドリル 解く事だけじゃないんだよ どうやって解…

まっすぐ歩く必要なんかないから。詩子の詩227

〜歩く〜 真っ直ぐに ただ真っ直ぐに 生きたいと 望んでいた少しのふらつきも 許さずに歩けば歩くほど 荷物は増えた真っ直ぐに歩きたかった ただ、まっすぐに 随分と 沢山歩いた後に やっと気付いたことがある荷物は下ろせばいい 前だけを見ずに 脇を見れば…

辛さの中のプレゼント。詩子の詩226

〜リボン〜 ねえ、あの山の向こうには 何があるの? 昔からとても怖くて 見に行くこともできないよだけどそろそろその時が 近づいている そんな気がしてならなくてお願い、私にその力 今あの山の向こうを 見に行く力を下さい 辛さの中のプレゼント リボンを…

自分の病気も自分のもの。そんなに自分をイジメません。詩子の詩225

〜マーメイド〜 あの海の岩陰に 腰を下ろし 水平線を見つめて長い髪を靡かせて(なびかせて) 詩を歌って遠くの空を眺めて 何を想うのねえ マーメイド ※あの日あなたの淋しげな 瞳に出会わなければ 私は深い海の中 少しも光の届かない 遠い所で 何の欲望もな…

手放しへの旅は決意した時から始まる。詩子の詩224

〜レモンの雫〜 いつもそこにいて いつも一緒で 胸の中の私の レモンの雫生まれた時に すでにあったの それは分からない※美しい花を見た時も 寂しい風に吹かれた時も いつもそこに居たんだから あなはいつもそこに まるでレモンの雫のように 心の振動伝わっ…

流すから清らか。詩子の詩221

〜風に乗って〜 心を緩めてそうすれば身体も 頭も緩くなって暖かな風に乗り砂のように溶けて何処までも飛んでくそんな、風(ふう)がいいよね そう、一人呟く 窓の外を眺め そんな事考えて 全てがキレイな砂になって飛んでくそんな風に外を見てたら私は飛ん…

【治るよ1】大切な人を大切に。歌アップしました♪ 詩子の詩218

〜伝えて〜 なんでもいいから言ってみて言葉を紡いで言ってみてそれは必ず伝わるよ それは必ず叶うんだ 光の粒子細かくて見えないかも知れないけれど どこまでも流れてるその方向だけ 自分で決めて 光を浴びた釣り人 おはようございます。詩子です。 昨日は…

つまづきは、幸せの始まり。詩子の詩217

〜ギフト〜 毎日の繰り返しの中で 何を見つけるの景色も空気も変わらずに 何日も繰り返すループ 通り慣れた道 不思議だね 同じ所をぐるぐると 回る駒決まった道があるから 間違えずに通る見慣れた景色の中で 光るものを探す事は 難しく… 無いはずの大きな岩…

美しい言葉が好きだ。詩子の詩215

〜好きでたまらない〜 美しい言葉が好き そこには光が輝きが不穏な空気を吹き飛ばす 魔法があるから 愛してる ありがとう 大丈夫? 大切だよ そのままでいいよ 美しく優しい言葉達 ありがとうあなたが好きでたまらない 心を揺さぶって 溜まった涙を流させて…

今日一日だけ。詩子の詩214

〜海と波と夕陽〜通り越した波の音 追いかけて足跡の付かない波に 何度も駆け寄る西の空をオレンジに 染めた夕暮れの光潮のしぶきも夕陽色 ※もし、君が あの時、首を横に振らなかったら 僕達今頃どうしているんだろう何も告げずに姿を消した あの日から、時…

一歩一歩。節目の波を乗り越えろ! 詩子の詩212

〜今を走る〜 走り抜ける 風を切りながら そして、どこへ向かう 風に光る 汗が煌めいて そこに、秘められた想い ただ前を向き何と戦うんだ それは昨日のお前 お前を抜くために 今オレは走る 今日、風になる あの日夢を見て 毎日が今この時の為に 明日に輝く …