詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

言葉

仙骨の記憶 詩子の詩407

〜刻印〜 昔々の物語 遠い遠い記憶 辿り着いたその時に 君は何を想うのか 偽りの人生 終わりを告げる時 魂が震えるような 言葉が聴こえる 既に知っているんだ 刻まれた刻印の 意味を知る 知って生きるか 探し歩くか 全てが刻まれた そこにあるもの 扉を開け…

 言葉や想いはブーメランのように。詩子の詩381

〜ブーメラン〜 ありがとうと叫んだら ありがとうと答えたよ こめんねと言ったら ごめんねと答えたよ 愛してると伝えたら 愛してると返してくれた 広い広い空間に 思い切り投げたボール どこへ行ったんだろう 見えないあなたに 投げた言葉はどこへ行ったんだ…

言葉の行方 詩子の詩355

〜溜まる〜 喉元まで持ち上がってきた 想いが文字になってくれた口元から見えている 急いで息を吸い込み飲み込んだ奈落の底へ落ちていく 奈落の底へ落ちていく やっとここまで たどり着いたのに一気にあの場所へ そしてそれは どんどん どんどん どんどん ど…

心が動くようにする為には。詩子の詩348

〜そこにいる〜 砂利の引かれたその道を 裸足で歩いていたんだと足元の石に付いた血を 見つけた時に気付いたよそうだ、痛いはずだった頑張るな、焦るなと みんながよく言うけれどそんなことは知ってるさ そんなことは知っているそろそろ靴下と 靴でも履いて…

時の自浄作用 詩子の詩343

〜父〜小さい頃 いつも呑んでは怒鳴っていた父怖かった毎日毎日 休まずに仕事に行った病気はしたことがない風邪すらひいたことがない働いて働いて働いて働いた怒鳴ってばかりいるので 娘達には疎ましがられた父は朝日が好きだと言った父は夕日は嫌いだといっ…

それぞれのタイミング。歌アップ♪ 詩子の詩222

〜待ってるよ〜 もしも、元気のない人が 近くにいたなら何も言わずにただ 寄り添ってもしも、寂しそうな人が そこにいたなら静かに背中に手を当てて ぬくもりを伝えてもしも、不安そうな人が 彷徨って(さまよって)いたなら希望が持てる日が 再び訪れると共…

美しい言葉が好きだ。詩子の詩215

〜好きでたまらない〜 美しい言葉が好き そこには光が輝きが不穏な空気を吹き飛ばす 魔法があるから 愛してる ありがとう 大丈夫? 大切だよ そのままでいいよ 美しく優しい言葉達 ありがとうあなたが好きでたまらない 心を揺さぶって 溜まった涙を流させて…

ループから抜け出す方法。 詩子の詩190

〜旋律の魔術師〜 木枯らしの吹く頃は 寂しさが増す陽だまりの暖かさ 心救われたったひとり この世で生きる そんなはず ないのにね 何故だがたまに 一人ぼっちメロディがすーっと 私を撫でていく 一瞬で世界の色変わるよ旋律の筆がすーっと あなたを撫でてい…

貰ったら横に繋げて。詩子の詩188

〜バトン〜 染透る あなたの口から出た言葉本物は伝わるの まるで光のシャワー 浴びたようにまるでエネルギーが 満ち溢れるように折角ね(せっかく) 下さったんだもの恥ずかしくて 照れるけど ありがたく 頂こう磨きがかかった魂は 循環の波、作るから お願…