詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

もっと愛して、永遠の欲求。詩子の詩396

〜愛してると言って〜 愛してると言って もっと言って 毎日言って 愛が足りないって 震えて 泣いているよ あなたがいないと 苦しい 寂しい 立てない 立てない 1人では とても立っていられない なんで? なんでこんなに 苦しいの? 身体に隙間があいている 小…

感情とは戦わない。詩子の詩395

〜不思議な小舟〜 例えば今、あの海の向こうから とてつもなく大きな波が来て 飲み込まれそうになったとしても 波打ち際で 小さく続く小波に 足元をすくわれそうになっても この小さな小さな船は 大丈夫なんだよ 知ってた? 本当は大丈夫 傷つかない 揺るが…

笑顔の場所、涙の場所。詩子の詩394

〜笑顔の場所は〜 真ん中に線を引き 背中に沿わせて立ってみる 右を見た 左を見た ランダムに転がる 様々なな想いや出来事 今、私は真ん中の まっすぐな棒に 思いを委ねて立っている 楽しい事 探そう 右を見た 左を見た 下を見た あれ? どこかな? あ、あっ…

いつも最善の選択。詩子の詩393

〜All of best〜 ねえ、何を悔やんでいるの? 歩いてきた道の点検なんて しなくていいの 知ってた? 昨日のことを調べるには 一昨日を見なくてはならない 一昨日を調べる為には もっと前を見なきゃならない そして、生まれた時 そこまで遡らなきゃならない事…

シクラメンは何故首を垂れたのか。(ホメオパシー)詩子の詩392

~シクラメン~ 華やかな赤色の ドレス纏ってしなやかに あなたはとても美しい レディだよ だけど少し聞いていい? 何か、悲しげなのは何故? 目を伏せて首(こうべ)を垂れて うつむいて 一体何があったの どうしたら、あなたは頭を あげてくれる? これが…

一度下を向いた人だけ見れる景色。詩子の詩391

~顔をあげたら~ 空は青かった 海は深かった 道は続いていた 笑顔は輝いていた 風は心地良かった 太陽は笑っていた 月は包んでくれた 星は私を見つめていた 助けてと叫んだら 手を握ってくれる 人がいた 少し上見れた時違うものに気づけるかも おはようござ…

人の喜びを喜べない理由。詩子の詩390

〜確かなこと〜 空は広いということ 夕陽は燃えているということ 涙は心の掃除をするということ 笑いはいい事を運んでくるということ 問題は解けなくてもいいということ 温もりはホッとするということ サヨナラは新たな出会いの始まりということ 誰もが同じ…

出来事の理由などどこにもない。詩子の詩389

〜今からはじまる〜 今ここで 今から始まる いつでもそう 今から始まる ずっと頑張ってきた それでも今から始まる 振り返ってみてみても すでにそれは昇華して 違う形になっていた だから今ここで 一から 全てが始まるんだ 今日から歩き始める。 こんにちは…

ネガティブは更新される。詩子の詩388

~階段~ あまりにも長いこと 歩いてしまった 背中に背負った 荷物が気になった 一体いつ、詰めたものだったか 暫く中は見ていない だけど、ふと気になった 重い重いとフーフー言いながら 背負ってきた荷物 中に何が入ってたっけ 今日、急に気になった そろ…

心の傷から血が流れてるから。詩子の詩387

〜傷口〜 呼び止められて 気が付いた 胸の真ん中から 血が出ていた どうして血は 赤いのかと言えば きっとそれは 信号と同じ 目立つようにして お知らせしてくれてる きっとそう どれだけ自分で 隠したところで 真っ赤に染まる 私の真ん中を見られたら 傷付…

今はただジッとして足元を固める。詩子の詩386

~Just keep~ 何もそんなに 頑張らなくても そんなにそんなに 自分を痛めつけて 空の鳥は見ているよ Just keep そして 当たり前のように 又日が登る 自分だけが 足元の地面をかため まるで同じ場所から 動けない 足元を何度も踏みつけ 固めたら 空を飛ぶ 鳥…

依存という罠。 詩子の詩385

〜震える心〜 震えた心は 何を思う スリキズのヒリヒリ 何とも言えない違和感の中 自分で取り出して 抱きしめてみる 小刻みに震えたそれは 私に言った 戻りなさい 外側に向けた想いを 回収して あなたに戻しなさい 小さなパズルの破片 飛び散ったアイデンテ…

誰かの為という勘違い。詩子の詩384

〜回転木馬〜 華やかで楽しげな メロディ 沢山の人の笑顔 どれも幸せな 恐る恐るまたがって 上がったり下がったりを 繰り返す みんなが私を 見ているの みんなの周りを 私が回っているはず なのに みんなが私を 見ているの みんなが私の周りを 回ってるよう…

どんなに嫌な自分でもまずはそこから。詩子の詩383

〜投影〜 目の前に広がる世界 アイデンティティの塊 いくつものサングラスを 持っている 心を映す投影機 世界の色は 自分の中に 世界の色は 自分で決める もし今、目の前で 戦争が起こっていても もし目の前が哀しみで 何も見えなくても もし深い霧が 重く垂…

気分を変える方法 詩子の詩382

〜Lightning[稲妻]〜 足元の石ころを 蹴飛ばしながら 歩いていた 道端に腰を下ろして 意味のない文字を 地面に書く もう何処にも 自分の居場所など ないような不安に駆られた 何処からともなく 飛んできた、紙くずに 自分を重ねてみたり 見るもの全てが 無…

 言葉や想いはブーメランのように。詩子の詩381

〜ブーメラン〜 ありがとうと叫んだら ありがとうと答えたよ こめんねと言ったら ごめんねと答えたよ 愛してると伝えたら 愛してると返してくれた 広い広い空間に 思い切り投げたボール どこへ行ったんだろう 見えないあなたに 投げた言葉はどこへ行ったんだ…