詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

心の傷から血が流れてるから。詩子の詩387

〜傷口〜

呼び止められて

気が付いた

胸の真ん中から

血が出ていた

 

どうして血は

赤いのかと言えば

きっとそれは

信号と同じ

 

目立つようにして

お知らせしてくれてる

きっとそう

 

どれだけ自分で

隠したところで

真っ赤に染まる

私の真ん中を見られたら

 

傷付いて傷付いて

痛い痛いと

叫んでいるのが

バレてしまうよ

 

その傷はこういった

早くこの血を止めて下さい

 

痛いので薬を塗って下さい

 


どうしたらこの血を

止める事ができるのであろうか

どうしたらこの痛みを

治める(おさめる)ことが

出来るのであろうか

 

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誰だって傷つきたくない

 

 

おはようございます。詩子です。

今朝、出勤するのに外に出たら

空が少し高く感じた。

風が少し変わっていた。

地球の色んな変動があるけれど

お盆を過ぎたら秋風というような

そんな雰囲気はやはり残っている。

 

 

★★   心の傷は何でつくのか ★★

 

生きていると、人と関わると

楽しいことばかりではないですよね。

仲が良くなれば尚更、問題が起こります。

それは当たり前です。

それだけ、近くなり深くなれば

接触する部分が増えるからです。

こういうのが嫌だから怖いからと

私は割と人と関わるのが苦手です。

私の事はさておき

皆さんはどんなことで傷付きますか?

暴力、なんていうのもありますが

その他に【言葉】と言うこともあるともいます。

 

もともと人を傷つけようとして言葉を発する人はいないですよね。

殆どの場合は、知らないうちに傷付けている。のではないかと思います。

誰かが誰かを傷付けてしまったと自覚している場合はその後のコミュニケーションでなんとかなるかもしれませんが

傷付けたつもりも、覚えもない

そんな場合は傷付けられた方は、もしかして

前に進むまで少し時間がかかってしまうかもしれません。

 

 

★★  心の傷はなかなか癒えない ★★

 

関係性が近い程、根深く残ると思います。

血縁関係、親子、恋人、想いを寄せている人。

馴れ合いになっていて、言葉のやり取りでの誤解を解くのを端折ったり、説明を怠ったり。

特に血縁は、切れない間柄だから

そう言うのが一段と強く出るかもしれませんね。

 

心についた傷は、時には肉体の傷なら良かったのにと思うこともありますね。

肉体は、時間が経てば治癒しますからね。

心の傷はなかなか癒えません。

 

 

★★ 出来事の中の真実 ★★

 

心の傷を癒すには

自分を傷つけた相手を赦すこと。

そのように言いますよね。

これは、わかっていてもなかなか出来ないこと

ではないですか?

 

無理ならば、傷つけられた事実を手放すこと。

これも難しいですね。

傷が深ければ深いほど

或いは、傷つけた相手に愛情などの感情があればあるほど、切り離すことが難しいと思います。

 

そもそも言葉とは、出す側がどんな感情で出しているのか、それは分からないですよね

そして、受け取る側もどんな心持ちで受け取るのか分からない。

その時のシュチュエーションにもよると思うし。

 

だから、

実はその中に【真実】はない。

そのように思います。

 

なので、

何かの出来事で心を痛めている人がいたとしたら、その傷付いた出来事の中に

どれだけの【真実】があったのか、ということを知る事。

殆どが弾けて飛ぶような泡のような物なのだから

それによってずっとあなた自身が傷つき続けると言う事はとても辛い事です。

その泡のような不確かなものに振り回されて

縛られながら自分を苦しめている

それを、その事実だけを手放せばいいと思うのです。

これは、自分でしか出来ない事。

あなたがあなたを解放する手段です。

 

もう、終わりにしてあげる

それは自分自身の為に。

 

そして、泡のような不確かなものだったと

そこを見つめることが出来た時に

本当の自分に戻れるのではないかと思うのです。

 

心の傷は心に穴を掘る

その大きく空いた部分にあなたは他の傷ついた人の気持ちが分かるという【余裕】を得ました。

 

 

★★  今日の詩 ★★

 

心の傷は外側から見えない。

だから、えっ?あの人が??と思うような人だとしてもとても傷付いている事もある。

外側から肉体の傷のように、出血でもしたら

みんなにもわかってもらえるけど。。。

 

そして、その傷は何で癒せばいいか

様々な方法はあるけど

最後は自分自身だと思うのです。

全てをシンプルに片付けて

自分を自由にしてあげましょう。

傷付いている部分を止血して

薬を塗って、包帯を巻いて

大丈夫だよと、抱きしめてあげましょう。

そう思って書きました。

 

 

 


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