詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

日々を丁寧に生きる、今を生きる。詩子の詩486

〜大切な人〜

 

今日も朝起きて

毎日綴るルーティン

 

カーテンを開けて陽を浴びて

空におはようとあいさつさ

 

今度の休みは何をする?

頭の中はいつもholiday

 

足元の花には気づかずに

 

少し寂しそうな顔をして

走ってく僕を見て涙を流す君

何故だかわからない僕

同じ場所にいても違う景色見てる

 

 

今日もいつものように

1日の扉が開き

 

僕はいつものように

急いでページをめくるから

 

明日に向かっていく

心は今どこにある?

 

君の笑顔は今どこに?

 

手を伸ばしても届かない

場所に行かないでおくれよ

隣にいても寂しいと

涙を流さないでおくれ

 

小さい名もなき花

公園のパイプの色

春の風の匂い

君の笑顔の場所

気づけなかった涙のワケ

 

手を伸ばしても触れることが

出来ない寂しさは

毎日置き忘れた

忘れ物の中にある

 

今日も朝起きて

毎日綴るルーティン

 

明日の景色は

明日見るよ

 

だからお願い

この手を又…

 

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桜が満開です。

大好きな桜。

みんなが上を向いている。

みんなが上を向いて笑っている。

桜、ありがとう。

 

最近の私のテーマは

『丁寧に生きる』です。

 

一つ一つがあまりに雑だ。

スマホしながらご飯食べたり

何かをしながら何かをするのが当たり前になっていて、心は何個にも別れてしまってる気がする。

勿体無いというか、自分に申し訳ないような

ちょっと見直したい部分だと感じる。

 

今日の詩はそんな意を込めている。

『今ここ』にいなければ

そばにいても遠い存在に

遠くにいる人の姿だけを見る生活など

辛いだけである。

 

今ここにいない故、小さな幸せを見落とし

そして大切な人を悲しませる。

一つ一つを丁寧に生きれば

ありきたりの流れるような日々の中に

どれだけ多くの喜びと感動が隠れているのか。

そしてそれは、単一ではなく

倍音のように広がりを見せることだろう。