詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

癒やし

最大の敵は【記憶】。詩子の詩419

〜砂で描いた絵〜 ひと風吹けば 景色は変わる 心を揺らす あの時の絵 何度も何度も 繰り返す夢 何度も何度も 見たかった夢 焼けついてしまう前に 砂の絵の具に 変えましょう ひと風吹けば 景色は変わるよ さぁ、今から ふっと一息 思い通りに描き直すの どん…

台風はエネルギーの大掃除 詩子の詩417

〜空が泣いている〜 空が泣いているの? 何か言っているの? 小さな君は窓から外を 眺めて言ったね 怒っているわけでも 泣いているわけでも無いよ たまに大掃除 してくれているんだよ 今まで溜まった 何かを洗い流して くれるんだ、きっとね だっていいかい…

メッセージは意外なところから。詩子の詩408

〜鳥の歌〜 鳥が歌う いつもと違う音色で 朝のさえずり 元気のいい音 爽やかな風の後 不意にトーンが変わる 遠い目をして 歌う歌 悲しい出来事を 歌うんだ 新しい五線譜を 開きながら 一つ一つ 音符をおくよ 古い古い箱の中 扉はずっと閉じたまま あのね こ…

もっと愛して、永遠の欲求。詩子の詩396

〜愛してると言って〜 愛してると言って もっと言って 毎日言って 愛が足りないって 震えて 泣いているよ あなたがいないと 苦しい 寂しい 立てない 立てない 1人では とても立っていられない なんで? なんでこんなに 苦しいの? 身体に隙間があいている 小…

人の喜びを喜べない理由。詩子の詩390

〜確かなこと〜 空は広いということ 夕陽は燃えているということ 涙は心の掃除をするということ 笑いはいい事を運んでくるということ 問題は解けなくてもいいということ 温もりはホッとするということ サヨナラは新たな出会いの始まりということ 誰もが同じ…

ネガティブは更新される。詩子の詩388

~階段~ あまりにも長いこと 歩いてしまった 背中に背負った 荷物が気になった 一体いつ、詰めたものだったか 暫く中は見ていない だけど、ふと気になった 重い重いとフーフー言いながら 背負ってきた荷物 中に何が入ってたっけ 今日、急に気になった そろ…

心の傷から血が流れてるから。詩子の詩387

〜傷口〜 呼び止められて 気が付いた 胸の真ん中から 血が出ていた どうして血は 赤いのかと言えば きっとそれは 信号と同じ 目立つようにして お知らせしてくれてる きっとそう どれだけ自分で 隠したところで 真っ赤に染まる 私の真ん中を見られたら 傷付…

今はただジッとして足元を固める。詩子の詩386

~Just keep~ 何もそんなに 頑張らなくても そんなにそんなに 自分を痛めつけて 空の鳥は見ているよ Just keep そして 当たり前のように 又日が登る 自分だけが 足元の地面をかため まるで同じ場所から 動けない 足元を何度も踏みつけ 固めたら 空を飛ぶ 鳥…

気分を変える方法 詩子の詩382

〜Lightning[稲妻]〜 足元の石ころを 蹴飛ばしながら 歩いていた 道端に腰を下ろして 意味のない文字を 地面に書く もう何処にも 自分の居場所など ないような不安に駆られた 何処からともなく 飛んできた、紙くずに 自分を重ねてみたり 見るもの全てが 無…

身体からの告白。詩子の詩378

〜花〜花は咲いていた 日照りの日も 干ばつの日もそこに咲くと 生まれてきたから花は信じていた そこにいること そこで咲くこと それが自分の 生きる道だと 道端に咲いた花は どんなに踏みつけられても 逃げなかった ここが私の場所だと たとえ、そこで朽ち…

両方の責任 詩子の詩350

〜あーだったりこーだったり〜 小さくて 大きくて優しくて 怖くておおらかで 神経質でゆるくて 固くて受容的で 攻撃的で意地悪で 好意的で 暗くて 明るくて落胆して 高揚して そんなものだよ私達 花だったり食べられたり こんにちは。詩子です。 今日はこち…

心が動くようにする為には。詩子の詩348

〜そこにいる〜 砂利の引かれたその道を 裸足で歩いていたんだと足元の石に付いた血を 見つけた時に気付いたよそうだ、痛いはずだった頑張るな、焦るなと みんながよく言うけれどそんなことは知ってるさ そんなことは知っているそろそろ靴下と 靴でも履いて…