詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

作詞

いつからでも生まれ変われる。詩子の詩487

〜誕生〜 花びらが風に乗って舞う午後 私はふと彼女についていく サヨナラは言わない あなたが去ったその後を 追うように茂る新緑は 明日の朝露を浴びながら 背を伸ばすだろう 森の奥深く深呼吸をする為に 場所は空けておいて下さい。 積み重ねた私を消す為…

日々を丁寧に生きる、今を生きる。詩子の詩486

〜大切な人〜 今日も朝起きて 毎日綴るルーティン カーテンを開けて陽を浴びて 空におはようとあいさつさ 今度の休みは何をする? 頭の中はいつもholiday 足元の花には気づかずに 少し寂しそうな顔をして 走ってく僕を見て涙を流す君 何故だかわからない僕 …

次の春分の日、何を破壊し何を再生しますか? 詩子の詩484

〜再生〜 繰り返し訪れる波 私に何かを言っていた 何があっても何もなくても 毎日当たり前のルーティン 波打ち際の小石が好きで 波達に弄ばれて 上を向いたり下を向いたり 浜辺で踊る踊る踊る 何も言わないでここに立つと 泣いてたあの子も泣き止んで 明日に…

大切なのは知ること。詩子の詩478

〜春は来る〜 今日あなたは笑ってますか? 陽の光は届いてますか? 何かを求め過ぎていませんか? 誰かにもっと愛してと 求めていませんか? 春は来る 春は来る あなたの涙が乾く前 春が来て 春が来て あなたは笑顔を見せるだろう 昨日夜空に輝いた 月が教え…

小さくまとまって生きるなよ。詩子の詩476

〜生まれ変わり〜 小さくまとまって 生きるなよって 笑いながら いつもそんな事 言ってたね やっとなんだか その意味が 分かってきたよ私も 背伸びしない 自分サイズで いいんだよね? 大きな海に飛び出した 小さい船はゆらゆらと 心細そうに浮かぶのは 思い…

自分の心の癖はどこから来るのか?詩子の詩475

〜雪の旅人〜 積もる積もる真っ白い 雪は白く降り積もる 長い長い道のりを ただただ歩いてく 光は平等に降り注ぐ 受け取るか否かは自由 今度いつ会えるの? 明日明日会いたい さすらいの旅人のようだね 明日のことなど何も知らずに 愛が欲しいと雪を踏み 愛…

羽生結弦くんに伝えたい。詩子の詩473

〜誰も知らない〜 誰も知らない 来る日も来る日も 走り続けて 何よりも大切なこと 自分で決めて進んだ道だよ きっと誰も知りはしない 君がどれだけ命を削ったのか きっと誰も知りはしない どんなに希望を持ち続けたのか 誰も知らない 朝から晩まで 冷たい息…

いつもあなたが良くて私はダメ 詩子の詩472

〜善悪〜 いつからだろ こんな風に考えるようになって 今ならまだ 間に合うよ電車は待ってくれるさ 最終電車に飛び乗って あなたに会いに行くよ 全ての行いは私にとっての善 世の中の全てを敵に回しても そういえばね 子供の頃から思っていたの いつだってね…

愛って気付きにくい、それはとても静かだから 詩子の詩470

〜セレナーデ〜 あなたといるととても 心が楽になるんだ 小川のせせらぎを聴きながら うたた寝をしてる もしも離れていたとしても 止まることのない呼吸を感じる 心の中から湧き起こる ものだけ信じて生きたいね 寂しさも切なさも 感じないでいいよと 静かに…

夕暮れに咲いたっていいじゃない。詩子の詩469

〜夕暮れの花〜 夕暮れに咲き始めた花 あなたは何を見てる 朝日をまとって露を弾いた あの子達とは違う景色 夕日を見て咲くの これから闇が覆い尽くすと あたりの空気はとても静かになるから その時に咲きたいの 誰の為に咲くの? 一輪の花 自分らしく生きた…

あなたには敵いません。詩子の詩468

〜水平線〜 足元の波を感じながら 海を眺めていた 靴ひもを結び直すたびに 波にさらわれた石や貝は 小声で話をしている どんな時でも慰めて そのままでいいよと 背中を押して ねぇ、海よ私を 音で励まして 風が想い出を運び 空に映し出すから 早くゴールが見…

想いのまま、言葉を声に乗せて。詩子の詩467

〜声の手紙〜 公園の揺れるブランコ ゆらゆらと揺らすたび 空が近づく 近づいては離れる 空の雲たち 私の友達 愛すべき人は とても素直だった 妬ましいくらい 素直だった 夕暮れ時の公園は 何だか物悲しくて せつない 目を瞑ると子供たちの 声の残聴(ざんち…

明日を創る為に必要なこと。 詩子の詩464

〜明日へのプロローグ〜 昨日降った雨の 残った道路のたまりに 葉から落ちた滴(しずく)が 波紋を広げる 今キミの心が動いて 瞳が少し大きくなった その瞬間に動き出す 明日へのプロローグ 光の粒は 水の波紋 キミの想いは 明日への道 思い出して 歩いて行…

未来日記書こうか。詩子の詩463

〜ひとしずく〜 私達の未来は 苦しみも悲しみも 楽しい事全部 くるめて 明日のひとしずく 風に乗って 変わる星々の 魔法の杖借りて ひとふり 明日へ向かってかざすのは 未来へのひとしずく さぁ、創り出そう 私達の未来 愛おしい程の夢を 現実に創り出すよ …

believe信じて。 詩子の詩462

〜Believe〜 健やかなる時も 病める時もと 永遠に誓った 誓った2人 共に歩んだ 長い旅路は 誰にも分からない 路だから believe信じてる 時に心が すれ違い何かを失ったように 戸惑い立ち尽くす believeいつの日か 又あの頃のように 手を繋いで心から 慰めの…

灯りは自分から灯す 詩子のうた461

〜満月〜 満月は叫ぶ 優しい顔をして 力強く 愛のうたを叫ぶ 今しか語れない 事があるから 今私に話しかける 夜空に煌々と光る あなたを見て私は 一番星に叫ぶように 今あなたに伝えよう 息が出来ないのなら 宇宙(そら)の空気を 全部あなたにあげる 満月の…

悩み多き時には 詩子の詩459

〜大地〜 今日の日は賜物 当たり前、そんなもの この世には一つもなくて 自分のことばかり 考えていると 賜物はどんどん見えなくなるよ 宇宙の星たちや 潮騒の音も なくなってしまったら どうやって手に入れようか 大地が怒り出す前に ちゃんと自分の足で 本…

愛を探して 詩子の詩457

〜残煙〜 本当の愛が 欲しいと言って 探し続ける日々 だけど、本当の 愛なんてどこに あるのだろう これが愛だと 誰か教えて 遠い空のかなたに 叫んで聞いた 愛される自信 なくて何度も 確認していた だけど、何度 確かめたところで 満たされない 自分の中に…

願いはただ一つ 詩子の詩453

〜願い〜 毎日笑顔で キラキラと輝いて 人には優しい目を向けて 暖かく包み込む そんなあなたが 羨ましくて その強さに 憧れて あぁ、カタツムリ 背中に色んな想い 詰め込んで 今日も明日も明後日も 生きて行くんだ 長く生きれば 誰だってあるよ 人に優しく…

キレイ過ぎはつまらないから。 詩子の詩452

〜未完成〜 光った真鍮(しんちゅう) 完璧なフォルム 誰もが認めるような 整ったスタイル 非のうちどころのない 誰もが振り向くような あ〜つまらないそんなもの 心が動かない あ〜惹かれないそんなこと 心掴まれない 雑なくらいの未完成 ささくれだった心…

憧れの存在 詩子の詩451

〜憧れ〜 生まれて何年経った? もう笑えるほど生きてる 毎日笑ったり泣いたり 忙しく歩いた 思えばお遠くへ来たもんだ 一体何を探してる? 全ては君の中にあるのに ないものを探すのは もうお辞め 金輪際(こんりんざい)しませんと 三つ指たててごめんなさ…

今、言葉に出して。 詩子の詩450

〜カタツムリ〜 愛って何ですか? 湧き上がってくるものですか? 泉のようにこんこんと どこかに隠れてしまったと あの日に無くしてしまったと 涙を流す彷徨い人 カタツムリ、貝の中 詰め込みながら歩いてる 涙の雫で葉に書けば 求めて止まぬ五つの字 あの日…

どんな毒でも消せる。 詩子の詩449

〜Not poison〜 曇りの空少し目を逸らし 何もかもに白旗を 振ってしまいたい きっとあなたは どれだけ私が 目を逸らして 疎ましがったって 待っていると 言うんだね どれだけ隠しても あなたの目の届かない場所へ 逃げたところで 無駄なんだね 茨の道だと 思…

明日は満月 詩子の詩447

〜メモリー〜 浅い眠りを繰り返して 現実か否か分からない 想い出そうとしなくても いつも私の中にいる 明日は満月 とても明るい月は 私を正直に させるかも知れない そんな夜だけは あなたと話したい 毎日にこやかに過ごす 日常それはそれとして 多次元空間…

嘘で固めるよりは美しい 詩子の詩446

〜Word〜 美しくて 優しくて キラキラして そんな言葉 だけなら 上滑り 時には 辛辣な 時には 牙を剥いた 時には後ろ向きな 言葉を聴きたい どうしても疑って しまうのは 奥の方にしまわれて ひのめをみず 寂しがって 俯いた 数々の想いと 嘘のないWord 綺麗…

ゆらぎ、心揺さぶる 詩子の詩445

〜ゆらり〜 ゆらり、揺らぐ 波間に漂う小舟 心揺さぶる ゆらり揺らぎ 人は惹かれるの 掴みそうで掴めない 笹で作った小舟 そう、ゆれて揺れる。 掴みどころがない 分かったようで分からない あるようで無い 無いようでもある 追うと逃げるよ 掴もうとすれば…

こっぱ微塵 詩子の詩444

〜風〜 風が流れて いつも斜(はす)に構える あなたを通り過ぎた 一度だけ見た事がある 真っ直ぐな瞳は 瞬時にあの頃へと 私を連れて行った へそ曲がりとはよく言ったね 真っ直ぐに見られない 風はあなたを通り過ぎて ゆくだけなのに 素直な心を隠し通して …

サイコロ 詩子の詩443

〜サイコロ〜 いつも決まっている サイコロを振ったら いつも決まっている いつも通り過ぎる ちょうどいい数字の 目が出ることはない いつも少し手前 いつも通り過ぎた 恋が何なのかさえ 愛が何なのかさえ ボクはまだ知らないけど 後ろ髪を掴まれて戻り たい…

波間に 詩子の詩440

〜波間に〜 右を向いても 左を向いても 何も見えない 前を向いても 後ろを振り返っても 何も見えない 心の中にある どこか遠いところ あの時二人で 描いた物語 毎日生きていても 今が見えない 毎日笑っていても 今日が見えない 波間に漂う いつのかも分から…

胸の中で 詩子の詩439

〜胸の中で〜 きみはボクを見ると いつも歌を歌う とてもかわいい君 いつまでも笑って ボクを楽しませて 手のひらで包んで 温もりを感じながら いつまでもそばにいて 温め合っていたい ある日突然 歌は聞こえなくなった ボクから逃げた訳じゃない ただの運命…