詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

灯りは自分から灯す 詩子のうた461

〜満月〜

 

満月は叫ぶ

優しい顔をして

力強く

 

愛のうたを叫ぶ

今しか語れない

事があるから

 

 

今私に話しかける

夜空に煌々と光る

あなたを見て私は

 

一番星に叫ぶように

今あなたに伝えよう

息が出来ないのなら

宇宙(そら)の空気を

全部あなたにあげる

 

満月の夜に

あなたは言った

優しく

 

燐憫の情を

洗い流し自らの

力で陽を灯す

 

月明かりを雲が隠した

勇気を出すんだ

自分を信じて

 

一番星に願うように

祈りを捧げよう

扉を開けたいのなら

その力信じて

明日へ歩き出そう

 

満月のうつろう

色に魅了されて

広大な宇宙の中の

星々のように

私は陽を灯す

あなたの為に

 

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自分の周りを実はいろんな人に照らしてもらっている。

それはその明かりが消えた時に気づく。

明かりが消えたら、今度は自分で灯せばいい。

最初は小さい明かりでいい。

小さくても灯す事が大切。