詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

最後の時に 詩子の詩338

〜気配〜 時折風に乗って 飛んでくる花びら身体で感じる気配 懐かしさと切なさを運ぶ※ 遠くて近い 近くて遠いあなたは こうして時間(とき)を 紡ぐ私を見て 何を想うのでしょう あなたの心の中に もう少し触れたかった とりとめのない話 掴みようのない会話…

自分が決める 詩子の詩337

〜桜〜 又逢えること信じて今年も又あなたに 会える日が近づいたなかなか開けない 冬の寒さの不安を 拭い去るよ近づく程に思い出す あの時の想い儚くて 切なくて 恋しくて あやういあなたが私にくれた想いどおしても 待てなくて はやる心 抑えて言葉に出来ぬ…

本当の意味で受け容れる方法は。詩子の詩336

〜同じ事〜 あの広いくすの木の 立つところ 両手いっぱい広げて 空を見上げたらあなたは私を見つけてるれる?全てを見通して しまうあなたに私はどう見えるでしょう すべてを愛おしむように 区別をしないように受け入れられない事ほど 愛すように 湧いたもの…

生まれてくる意味。詩子の詩335

〜生まれる前の話〜 生まれる前の話 沢山しよう 遠い空の上から 来た時の話 何度も繰り返す 命の話 生まれ変わる話 選んでくる話 生まれてくる意味は 誰でもあるって事 みんなに知って欲しいよ だから話をしよう 遠いふるさとを 思い出す事は そんなに難しい…

地に足をつける。詩子の詩334

〜大きな木のように〜 大地にしっかりと 根を張った 大きな樫の木何があっても動ずに いつもの場所に 佇んて どんな嵐も 強風も ハタマタ小鳥のお遊びもここへ来れば大丈夫願わくば 私の足から大地に向かい しっかりとしっかりと 根を張って大きな大木 そん…

全てを味わい尽くす。詩子の詩333

〜何も知らない〜 何も知らない 春に桜が咲くことも 咲いたまま散ることも何も知らない 川が海に向かうことも 海がそれを受け入れる事も何も知らない 枯れた花が芽吹くことも 土に命が眠ることも何も知らない 大切なものもと そうじゃないもののの 境目も何…

あなたを満たすものはそこには無いから。詩子の詩232

〜透明なあの子〜 透明なあの子が歩いてる眼の前の ありったけの 『何か』を手に入れながら 透明なあの子は透明じゃ 無くなった だけど 足りない足りないと次々に掴み、抱え込む そして、 座り込んで悲しそうな顔をする おはようございます。詩子です。 こち…

『共感』と『同情』 詩子の詩231

〜石ころ〜 いびつな形の 石ころが足元にコロン みんなと一緒に 転がれない 転がれない 転がれないって 大丈夫 素敵だよ そのままで 素敵だよそのままで愛してる この間の満月 おはようございます。詩子です。 今日はこちら、生暖かく 風強く、気温高め 海の…