詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

エネルギーシフトしましょう。詩子の詩489

〜全部、君。〜 全てを叫び終わったら 本当の君に出逢えたよ 今まで見ていた君も これからの君も 全部、君。 笑ってても 泣き顔だ 笑ってても 涙が出た ある日突然 季節は変わった もう2度と昨日は 来ないのだと知った 素直になって 心開いて 今までの自分の…

あなただけのせいではないです。詩子の詩488

〜種〜 私の中のシンとした 深いところに空気の泡 伝って伝って落ちてゆく 小さな種がありました 小さくても生きている ずっと呼吸を続けてる 外の世界の私がね、 どんなに変わっていってもね 種は変わらずそこにいる 小さな空気の泡を出し 何も変わらずそこ…

いつからでも生まれ変われる。詩子の詩487

〜誕生〜 花びらが風に乗って舞う午後 私はふと彼女についていく サヨナラは言わない あなたが去ったその後を 追うように茂る新緑は 明日の朝露を浴びながら 背を伸ばすだろう 森の奥深く深呼吸をする為に 場所は空けておいて下さい。 積み重ねた私を消す為…

日々を丁寧に生きる、今を生きる。詩子の詩486

〜大切な人〜 今日も朝起きて 毎日綴るルーティン カーテンを開けて陽を浴びて 空におはようとあいさつさ 今度の休みは何をする? 頭の中はいつもholiday 足元の花には気づかずに 少し寂しそうな顔をして 走ってく僕を見て涙を流す君 何故だかわからない僕 …

願いはいつか叶えよう 詩子の詩485

〜桜2nd〜 さようならと告げた あの日はいつのこと? 1年前の桜の日 あなたは覚えていますか? 笑顔で会って2人花びら 目を瞑ってまた待ち望む 巡り巡る365日は 笑顔の数より涙の方が 多かったかもしれないね 全てを味わった私 あなたもそうだと信じてる 本…

次の春分の日、何を破壊し何を再生しますか? 詩子の詩484

〜再生〜 繰り返し訪れる波 私に何かを言っていた 何があっても何もなくても 毎日当たり前のルーティン 波打ち際の小石が好きで 波達に弄ばれて 上を向いたり下を向いたり 浜辺で踊る踊る踊る 何も言わないでここに立つと 泣いてたあの子も泣き止んで 明日に…

昨日までの私にさようなら。詩子の詩483

〜さようなら〜 流れゆく時の中で 一粒一粒が私の中に 溢れては流れていく どんなに嘆いても どんだけ行かないでと 叫んでも 昨日の私はさようなら 一瞬一瞬の記憶を ポラロイドで納めても 否が応でも訪れる 更新の毎日 流れて流れて 追いかけて 流れて流れ…

全てを自分の一部としてみる。 詩子の詩482

〜収穫の日〜 頭の上の籠は いつでも水平に 保ちながら歩く 今日は収穫の日 どうしてみんなは 上手に歩けるの? 前を真っ直ぐ見てね 姉さんは言う 頭の上の籠を押さえて 籠は私の一部 一部だから落ちないの 何かがあって 落とさないようにと 心配するほど落…

自分のベールは自分しか外せない。詩子の詩481

〜春は来る〜 どれだけ長いこと目を瞑って 生きていたのだろう どれだけ長いこと耳を塞いで ここにいたのだろう 世界が私をどれだけ 愛しても私の耳には届かなかった 世界がどんなに私を優しく見つめても 私の心に届かなかった 濁ったベールをかけられた花嫁…

幻想から目覚めなさい。 詩子の詩480

〜白昼夢〜 長い間夢を見ていた シャボン玉の中で そこは何も聴こえなかった 幻想で固められていた 夜空には星が見え 月と太陽は同時に出ていた 気づかなかった どこかへ逃げたくて 逃げていたのかもしれない トカゲの尻尾は 切られても切られても 又元通り…

種を撒き収穫をする事が目的ではない。詩子の詩479

〜ある朝〜 朝日がキレイだ わたしの固まった土に 日が当たった 朝日が私に囁いた 今がその時と 長い間共に生きた この土は何べんも耕したさ 表面をふわふわに まるで寝心地良いい ベットのように柔らかくする 無理な力は加えてはいけない 土が偏るから ずっ…

大切なのは知ること。詩子の詩478

〜春は来る〜 今日あなたは笑ってますか? 陽の光は届いてますか? 何かを求め過ぎていませんか? 誰かにもっと愛してと 求めていませんか? 春は来る 春は来る あなたの涙が乾く前 春が来て 春が来て あなたは笑顔を見せるだろう 昨日夜空に輝いた 月が教え…

自分との対話で誤解を解く方法。詩子の詩477

〜君の本〜 ねぇ、君の 大切な本見せてくれないか 何が書いてあるの? いつも大切に抱えて その中身は君も 読んだことがあるのかい? ちゃんと… 読んだこと、あるかい? 人に優しくしたいって 人の話をよく聴いてあげたいって 優しい君は言ったね 君の抱えた…

小さくまとまって生きるなよ。詩子の詩476

〜生まれ変わり〜 小さくまとまって 生きるなよって 笑いながら いつもそんな事 言ってたね やっとなんだか その意味が 分かってきたよ私も 背伸びしない 自分サイズで いいんだよね? 大きな海に飛び出した 小さい船はゆらゆらと 心細そうに浮かぶのは 思い…

自分の心の癖はどこから来るのか?詩子の詩475

〜雪の旅人〜 積もる積もる真っ白い 雪は白く降り積もる 長い長い道のりを ただただ歩いてく 光は平等に降り注ぐ 受け取るか否かは自由 今度いつ会えるの? 明日明日会いたい さすらいの旅人のようだね 明日のことなど何も知らずに 愛が欲しいと雪を踏み 愛…

心の乱れる思考パターン 詩子の詩474

〜飛び立つ鳥〜 走ってく 思いっきり 踏み込んで飛び立つ鳥 巻き上がる 埃が陽を浴びて 輝いているスローモーション アイデンティティ 無くしてないよ 飛んでいく鳥が言う 探さないで私のことなど 忘れてください 鳥は言う 忘れない 忘れられるはずもない 巻…

羽生結弦くんに伝えたい。詩子の詩473

〜誰も知らない〜 誰も知らない 来る日も来る日も 走り続けて 何よりも大切なこと 自分で決めて進んだ道だよ きっと誰も知りはしない 君がどれだけ命を削ったのか きっと誰も知りはしない どんなに希望を持ち続けたのか 誰も知らない 朝から晩まで 冷たい息…

いつもあなたが良くて私はダメ 詩子の詩472

〜善悪〜 いつからだろ こんな風に考えるようになって 今ならまだ 間に合うよ電車は待ってくれるさ 最終電車に飛び乗って あなたに会いに行くよ 全ての行いは私にとっての善 世の中の全てを敵に回しても そういえばね 子供の頃から思っていたの いつだってね…

一過性の高揚感の罠 詩子の詩471

〜鍵〜 何かを探してる 君の瞳は 何処を見ているの? 愛の泉か満天の星 見つかったかい? もし君の探し物が 見つからないというのなら さぁ、こっちにおいで 目を瞑って目を瞑って お喋りはやめなよ 最高の未来は この世の中の 何処かにあったの? 愛に溢れ…

愛って気付きにくい、それはとても静かだから 詩子の詩470

〜セレナーデ〜 あなたといるととても 心が楽になるんだ 小川のせせらぎを聴きながら うたた寝をしてる もしも離れていたとしても 止まることのない呼吸を感じる 心の中から湧き起こる ものだけ信じて生きたいね 寂しさも切なさも 感じないでいいよと 静かに…

夕暮れに咲いたっていいじゃない。詩子の詩469

〜夕暮れの花〜 夕暮れに咲き始めた花 あなたは何を見てる 朝日をまとって露を弾いた あの子達とは違う景色 夕日を見て咲くの これから闇が覆い尽くすと あたりの空気はとても静かになるから その時に咲きたいの 誰の為に咲くの? 一輪の花 自分らしく生きた…

あなたには敵いません。詩子の詩468

〜水平線〜 足元の波を感じながら 海を眺めていた 靴ひもを結び直すたびに 波にさらわれた石や貝は 小声で話をしている どんな時でも慰めて そのままでいいよと 背中を押して ねぇ、海よ私を 音で励まして 風が想い出を運び 空に映し出すから 早くゴールが見…

想いのまま、言葉を声に乗せて。詩子の詩467

〜声の手紙〜 公園の揺れるブランコ ゆらゆらと揺らすたび 空が近づく 近づいては離れる 空の雲たち 私の友達 愛すべき人は とても素直だった 妬ましいくらい 素直だった 夕暮れ時の公園は 何だか物悲しくて せつない 目を瞑ると子供たちの 声の残聴(ざんち…

明日は何色? 詩子の詩466

〜明日は何色〜 明日何を着ようかと クローゼットを見回す 不意に訪れるデジャブ 大好きなブラウスに ついた残り香 私をトリップさせる 絵本のページを めくったの 誰からも愛されたいと 思ったの みんなの笑顔が見たいと 願ったの 後悔のない人生を 送りた…

最期に味わうコーヒー。詩子の詩465

〜最期のコーヒー〜 丁寧に豆を挽き 大切に大切に 急がないでゆっくりと 香しいあの香り 私を深く緩める 豆を砕く音に 耳を澄ませ 何を伝えようと しているのかと 想い感じ 雑味は好きですか? 澄んだ綺麗な喉越しが いいですか? 挽いた豆の声を聴き いい子…

明日を創る為に必要なこと。 詩子の詩464

〜明日へのプロローグ〜 昨日降った雨の 残った道路のたまりに 葉から落ちた滴(しずく)が 波紋を広げる 今キミの心が動いて 瞳が少し大きくなった その瞬間に動き出す 明日へのプロローグ 光の粒は 水の波紋 キミの想いは 明日への道 思い出して 歩いて行…

未来日記書こうか。詩子の詩463

〜ひとしずく〜 私達の未来は 苦しみも悲しみも 楽しい事全部 くるめて 明日のひとしずく 風に乗って 変わる星々の 魔法の杖借りて ひとふり 明日へ向かってかざすのは 未来へのひとしずく さぁ、創り出そう 私達の未来 愛おしい程の夢を 現実に創り出すよ …

believe信じて。 詩子の詩462

〜Believe〜 健やかなる時も 病める時もと 永遠に誓った 誓った2人 共に歩んだ 長い旅路は 誰にも分からない 路だから believe信じてる 時に心が すれ違い何かを失ったように 戸惑い立ち尽くす believeいつの日か 又あの頃のように 手を繋いで心から 慰めの…

灯りは自分から灯す 詩子のうた461

〜満月〜 満月は叫ぶ 優しい顔をして 力強く 愛のうたを叫ぶ 今しか語れない 事があるから 今私に話しかける 夜空に煌々と光る あなたを見て私は 一番星に叫ぶように 今あなたに伝えよう 息が出来ないのなら 宇宙(そら)の空気を 全部あなたにあげる 満月の…

あなたの物語はあなたが決めればいい 詩子の詩460

〜ものがたり〜 ページをめくるように 夜が明けた 人生の1ページの めくる音が聞こえた 物語は泣いているのか 笑っているのか 起承転結 一章ごとの驚き 筆を持つのは私だから 好きなように書けばいい 今日はどんな1日にしよう それさえ決めれば それでいい …