詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

作詞

鍵穴 詩子の詩436

〜鍵穴〜 辻褄(つじつま)のあわない セリフは言わないね あなたは色んな 言葉を吐くけれど どんな辛辣な どんな不本意な どんなに尖ってる 言葉を並べても 私はいつもの小さな鍵穴を 覗いてはあなたを探す 言葉で埋もれたあなた探す いつも夢を見るの ポケ…

雪〜全てを覆い尽くして〜 詩子の詩435

〜雪〜 雪は降り積もる 静かな音を立てて 全てを覆い隠し 純白にしてゆく 何もなかったかのように 全てを覆いつくす 何もなかったのよう なかったかのように 全てを輝かせ 光が嘘を作る まるで何も 何もなかったように それは一瞬のプレゼント 心を休ませる …

本当のこと 詩子の詩434

〜本当のこと〜 美しい光が 天から降りてきて 美しい木々や 花を照らしていた 空は澄み渡って 雲はひとつもなく 美しい世界が 目の前に広がる 美しいものを見るたびに 心が辛くなってゆく ささくれは深くなってゆく スープの上澄みを飲み 味わった気になって…

何百年も待つ鳥 詩子の詩433

〜何百年も待つ鳥〜 かすれた声で泣く 鳥が窓の外で 何かを言いたげに こちらを見つめてる 前にも会ったこと あるような気がした 鳥の言葉なんて 分かるわけないのに その時は何故か分かったの あなたの言いたい事が どんなに離れて暮らしても きっといつか…

ペンシル 詩子の詩432

〜ペンシル〜 荷物は少なめに 足りないものはきっと きっと無いから なるべく軽くして これから旅に出る 行き先は決めない だって生きる限り 行き先は分からぬ旅 重い荷物は邪魔なだけさ 体一つで生きていく 足りないものはきっと無い 足りないものなどきっ…

時の折り紙 詩子の詩431

〜時の折り紙〜 いつもと同じ朝 いつものように過ぎて いつものように又 時は流れていく 吸い上げた空気の 粒が身体に満ちる 愛してると言った あなたが甦る 同じ靴を履いて 同じ化粧をして 同じ時間の中 時を折り続けた あぁ、心が 時の流れを拒んでも あぁ…

自分自身を生きる道 詩子の詩430

〜陽炎〜 もうすぐ、あの橋を越える 違う世界に憧れの世界に 川は流れ水面(みなも)は銀色に 川を漂い流れる帆 寂しげに輝いてる やっと自分を生きると決めた 潔いまでの清らかさ 川の流れに身を任す 当たり前のように信じて やっとその時が来たんだね 風に…

時には慟哭 詩子の詩357

〜雨の慟哭〜 降りしきる雨の中 傘もささずに空から落ちる大粒の 涙をあびてあげるからいいじゃない たまには、誰の目も 気にしないで思いのまま その涙、いつのもの? ずっと溜めていたんでしょ 上を見上げて待ってるよ あなたの涙枯れるまで 私は上を向い…

詩を書くこと 詩子の詩341

〜知ること〜 詩を書く内面を見つめる嘘はつかない見たくないものも見る怖がらず見る動かなかったものが動く少し衝動がある逃げずに感じる 感じ切る 少し波立つ凪になるまで待つ 少し待つ 少し景色が変わる 花の季節 おはようございます。詩子です。 今日か…

歳を取るということ 詩子の詩339

〜歳を取るということ〜 歳を取るということ少し優しくなれること 少し寛容になれること 少しおおらかになれること 歳を取るということ少しゆっくりになれること 少し忘れる事ができること 少し角が取れること 歳を取るということ少し戸惑うこと 少し不安に…

最後の時に 詩子の詩338

〜気配〜 時折風に乗って 飛んでくる花びら身体で感じる気配 懐かしさと切なさを運ぶ※ 遠くて近い 近くて遠いあなたは こうして時間(とき)を 紡ぐ私を見て 何を想うのでしょう あなたの心の中に もう少し触れたかった とりとめのない話 掴みようのない会話…

自分が決める 詩子の詩337

〜桜〜 又逢えること信じて今年も又あなたに 会える日が近づいたなかなか開けない 冬の寒さの不安を 拭い去るよ近づく程に思い出す あの時の想い儚くて 切なくて 恋しくて あやういあなたが私にくれた想いどおしても 待てなくて はやる心 抑えて言葉に出来ぬ…

自分の病気も自分のもの。そんなに自分をイジメません。詩子の詩225

〜マーメイド〜 あの海の岩陰に 腰を下ろし 水平線を見つめて長い髪を靡かせて(なびかせて) 詩を歌って遠くの空を眺めて 何を想うのねえ マーメイド ※あの日あなたの淋しげな 瞳に出会わなければ 私は深い海の中 少しも光の届かない 遠い所で 何の欲望もな…

手放しへの旅は決意した時から始まる。詩子の詩224

〜レモンの雫〜 いつもそこにいて いつも一緒で 胸の中の私の レモンの雫生まれた時に すでにあったの それは分からない※美しい花を見た時も 寂しい風に吹かれた時も いつもそこに居たんだから あなはいつもそこに まるでレモンの雫のように 心の振動伝わっ…

引き寄せの法則 詩子の詩223

〜螺旋の風〜 風にのって飛んできた 綿帽子が耳元で囁いた風上に向かっていきなさい そう言われた気がした頭の中に浮かんだ事を つらつらと書き連ね顔を上げて見渡せば 世界は変わった 私のアンテナに受信した 何かの為に音を奏で 音符は風となって飛んでい…

今日一日だけ。詩子の詩214

〜海と波と夕陽〜通り越した波の音 追いかけて足跡の付かない波に 何度も駆け寄る西の空をオレンジに 染めた夕暮れの光潮のしぶきも夕陽色 ※もし、君が あの時、首を横に振らなかったら 僕達今頃どうしているんだろう何も告げずに姿を消した あの日から、時…

自分の事も励ましてあげてね。詩子の詩210

〜ピノキオ〜 1ページ 物語が始まる鮮やかなオレンジの 光と共に口をつぐんで俯けば 背中を押した青い風 昨日買ったラムネの味 包んだフィルムは まだポケットの中 大人になっても 枯れ葉を踏む その癖だけは抜けないのいつまでたってもと 笑う顔 遠いところ…

出来る時が来るまで待つよ。詩子の詩199

〜夜空の遠く〜 最初の1ページは あなたから、めくって永遠に続く物語 ラストはそうハッピーエンド それだけは約束ね まだ雪が溶けぬ頃 大好きなあの人は 私をおいて行ってしまった 心の扉は開けたまま 私はまだ閉じ方を知らない めくったページを ヒラヒラ…

気付きがあれば変容出来る。詩子の詩157

おはようございます。詩子です。 今日は寒い、しかも雨、しかも風邪・・・ ひいちゃいました すぐに風邪ひく 前に、自力整体というのをやっていた時に インストラクターの先生が言っていました。 人はリラックス出来ずに疲れがたまり体が緊張し続けると 風邪…

自分の次元は自分次第 詩子の詩144

こんにちは!詩子です。 今朝、大坂なおみさんの優勝の時の会見の言葉が素晴らしいなって思いましたインタビューアーが 7人の名前をつけた7つの試合はどういう事を伝えたかったのですか? という質問です。大坂なおみさんは『逆に皆さんはそこからどのような…

心の雲はただ見つめるだけでいい。詩子の詩139

こんばんは。詩子です。今日は歌の仲間と打ち合わせに行って 最後にカラオケに行ってきました。 久々のカラオケです^^楽しかった^^弾けました。 でも、自分で弾き語りするようになってからカラオケって歌うの難しくなっちゃった 歌いたくなる森 〜寂しい…

祈りというツール 詩の詩134

こんにちは!詩子です。 今朝はこちらは少し涼しく感じました。 湿度がいつもより低いのかも知れません。確実に日が短くなり、秋の足音が聞こえる今日この頃…。 路地の花、こういうのが好き。 〜流し続ける〜 一息吸って ため息をついたその息は 過去のもの2…

繋がってる 詩子の詩126

〜メロディに乗せて〜 ありがとう 心の中の物語 ありがとう 大切に大切に… ずっと言えなくて でも悲しくてある時素敵な メロディに 乗って言葉が出てきたの 音符を言葉に変えながら 私の中から出ていった こんな風に思ってた こんな風に涙そうそう ありがと…

感動は時間ではない 詩子の詩125

~線香花火~大粒の 涙を瞳に 溜めたまま ジッと僕を 見つめてる素敵だよ 子供の様な 顔をして 怒った顔の 君だって ※夏の夜空に 大輪の花を咲かす 打ち上げ花火 今年も二人で 見ようって 約束していたはずなのに 雫型(しずくがた) キラリ光る 君の涙 ゆっ…

音が与えるもの 詩子の詩120

〜海のなきごえ〜 どうして そんなにあなたは 切ない声を上げるの?こんなに 広い空なのに そんなに 自由に飛べるのに どうして いつも寂しげに どうして泣いているようにこちらを 向いて顔を見せて 涙を流してるんじゃない? ※あなたの声が響く 私の心に響…

歌アップしました♪誰でも誰かの役にたっている 詩子の詩117

〜こどもの力〜 子供の頃 内弁慶で 姉の後ろに 隠れて 片目を出して 服をギュッと にぎってたの um〜 引っ込み思案で 怖がりで 人と馴染めなくて 大人になって 振り返ると それはそれでいいよ ※あの時に 出来なかった 事を、今見て思うのよ 子供らしく 素直…

森の精 詩子の詩113

〜森の精〜 森の空気を 吸い込んで ボクの中の ひとつひとつが 目覚める時 目の前の 色白のキミと 同じだと 気付いた 君は言葉を 話さないだけど こんなに通じ合う又会いに 来てもいい キミは静かに 呟いた ※朝露ダンス 二人だけの世界 森の精 祝福の風が吹…

あなたに会いにいく 詩子の詩111

おはようございます!詩子です。 なんだか、今日は少し秋っぽいなぁ、と思ったら真夏だ! 最近、コロナがまた増えてきましたね! 色々不安なことは沢山ですけれども、ふと、この小さいスマホに牛耳られている支配されている現代をなんだか少し ゾッとしてし…

溶けるまで遠くから見守って。詩アップしました。詩子の詩109

おはようございます!詩子です。 梅雨、あけないですねぇ。 こんなに雨が続くとホントに洗濯物が乾かないで困るわ。 人間の身体もカビそう 長引く梅雨 〜ガラスの雫〜 ガラスの雫 冷たいドロップ 水色に光る 君の頬ヒカリのリズム 瞳から離れ 頬をつたって …

親子の繋がりは特別です。詩子の詩91

こんにちは。詩子です。 今日はなんか一日中インターフェイスで遊んでてこんな時間になっちゃった、(19時() 詩も作っていなくって、依頼された作詞のボツのほう上げちゃいます。 江戸時代に若くして亡くなった菊姫という姫の詩です。詩を書く前に調べてみ…