詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

親子の繋がりは特別です。詩子の詩91

こんにちは。詩子です。
今日はなんか一日中インターフェイスで遊んでてこんな時間になっちゃった、(19時()
詩も作っていなくって、依頼された作詞のボツのほう上げちゃいます。


江戸時代に若くして亡くなった菊姫という姫の詩です。

詩を書く前に調べてみたら、隠れキリシタンとか出てきて、クルスというのはクロス、十字架のことだそうです。
その時代は踏み絵とかの時代で、自分がキリスト教を信仰しているという事は言えず、菊姫の名前には十字架が入っていて「『菊』の文字の真ん中」名前に信仰の証を隠したとか・・・・。

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浦上天主堂




~菊姫~

遠く山から
眺めれば
遥かあの日は
何処(いずこ)

遠く過去から
秘められし
大船山の頂(いただき)

愛を忘れて
仕舞わぬように
灯す光を
無くさぬように

愛を注いで
深く愛した
愛しき娘よ





明日は必ず
来るものと
信じ、やまぬ
日々を

愛は必ず
途絶えぬと
心に刻む
時を


名に、隠した
クルスの印(いん)
忘れぬ様に刻み

幾千年も
時超えにし
真実は
解けり

我が心を
捧ぐる
愛しきその名は
菊姫


赦したもうと
祈る心で
佇む
安らぎの院



ちょっと昔のお話で、悲しい歴史の一部のような感じがしたので
少し謎めいた歌詞にしてみました。


カラスの子を見守ってから、なんとなく題材も『親子』関係が多くなったかな。

どの時代であっても、親が子に思う愛というのは変わらないものでしょう。
色んな問題がある親子もある。
でも、血を分け合った特別な間柄には、理屈では語れない
理論では解けない、そんな、なんというか
何か、紐のような物で繋がれているのでしょうね。

その紐は捻じれているかもしれないし、すごく絡んでいるかもしれない。

だけど、この世にたった一つしかないもの。

どんな間柄に生まれても、真の部分は紛れもなく、純粋なもので繋がっている。
そう、それは揺るぎないものだと思います。

家庭、親子、関係は一番小さな社会で、一番難しい場所・・そうでない人もいっぱいいると思うけど。

だけど、中心はしっかりと繋がってる。

ただし、個として考えれば話はまた別。

親子とて、個人個人全く違う人間、

学びは個人のもの。
親子でも、一人一人の人生は自分自身のもの。

自分の人生の責任は自分。誰のせいでもなく。

そこをの繋がりと、個としての分別。
この辺が一番難しいところかなって、思っています。





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