詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

時には慟哭 詩子の詩357

〜雨の慟哭〜



降りしきる雨の中
傘もささずに

空から落ちる大粒の
涙をあびてあげるから

いいじゃない
たまには、誰の目も
気にしないで思いのまま


その涙、いつのもの?
ずっと溜めていたんでしょ
上を見上げて待ってるよ
あなたの涙枯れるまで
私は上を向いている
濡れた私は涙色


ずっと隠してきた訳は
誰も聞きはしないよと

今にも泣きそうな空
垂れ込めた雲に話しかけ


いいじゃない
あなたも今ここで
思いの丈を叫ぶよに



その涙、いつのもの?
どれだけ溜めていたんでしょ
上を見上げて待ってるよ
あなたの涙枯れるまで
私は上を向いている
濡れた私はあなた色


泣きはらした
梅雨の空
慟哭をあげたその後に
生まれ変われる
はずだから


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雨の後に茂るもの


こんにちは。
詩子です。
こちら関東は、もう梅雨空。
入梅かなぁ。



✣✣✣ 雨 ✣✣✣


以前から何度か書いていますが
雨が好きな方です。

心が静かになります。

何もすることが無い、というか、晴れの日よりも出来ることが少なくなったりするし

何だか好きです。


最近の雨は、被害をもたらす程降ったりしますから
限度がありますよね。

私が好きな雨は
小雨より割としっかり降って

でも、土砂降りじゃないくらいが好き(笑)

本日は雨なので
歌詞になるかなぁと思うような
雨の詩を書きました。



✣✣ 心の池 ✣✣



泣きたい時に泣かなかった涙は
無くならないのだそうですよ。

胸に溜まったままだそうです。

大きな大きな水溜りになってしまうそうです。

人間というのは
喜怒哀楽がありますが

その感情を表し切ることはなかなか出来ませんが

悲しい時に泣く
そう言うことをあまりに我慢し過ぎたり、
心に思ったことと違うことを表現したりしていると

心のコンピュータは
パニックを起こし誤作動を起こし
しまいには、


『何も感じない』


状況になるそうです。


感情が乱れたり、情緒が不安定

それはまだ大丈夫なんだそうです。


『無感覚、無感動』


何も感じなくなる
何を感じたかが分からなくなる。

そういう風なのが
一番辛い症状だと言います。




✣✣ 今日の詩 ✣✣



もしも雨が誰かの涙だったら。

そんな詩です。


泣けない人

沢山いると思う。

私の涙腺は今は壊れている位にすぐに泣きますが

そうではない時がありました。

泣けなかったし
辛いことを辛いとは言えなかった時期が長かったです。


私はずっとゴスペルを歌っていました。
その時にある時から
号泣するようになったんです。
(その辺の話は今日は端折ります。いつか書きますね。)

その時から、とにかくよく泣くようになっちゃって(笑)

うん、
泣く事を自分に許したのかなぁ?
そんな感じかもしれません。


詩の話しに戻りますね。

もしも、空から誰かの涙が降ってきたなら
喜んで浴び続けたいという詩です。


泣けない誰かが
いつ溜めた涙か

いつから溜めた涙か

分からないけれど


喜んで
浴びたいと

浴びて浴びて
その涙の主の色に例え染まってしまってもいいから

胸に溜まった大きな池になった涙が全て空っぽになるまで

私は上を向いて待っていますよ。

そんな詩です。

心からそう思うんです。





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