詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

そろそろ引き算 詩子の詩356

〜引き算〜

足りない
足りない
何か足りない

まだだよ
まだだよ
まだまだ足りない


もっともっと集めて
もっともっと詰め込もう


ほら、画用紙に
色を塗ろう
この色も
あの色も
もっと重ねて


元の色が
分からなくなるくらい


塗って塗って塗って
塗って塗って塗って


あれ?

本当はどんな形で
どんな色だった?


分からない
分からない
分からない


……………。





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チョット引き算しても良さそうな写真



おはようございます。
詩子です。
蒸し暑くなりました。
靴と寝具の衣替えがまだだったので晴れているうちに済ませました。
きっとこのまま梅雨になるから。





✣✣ 多分引き算がいい ✣✣





生まれてからずっと
足りないところを探して

或いは、成長する為に

或いは、知識を増やす為に


沢山沢山
足してきた。

私達の人生は
足し算のほうが多い?かな。


けど、
ある程度まで行ったら

実は今度は

『引き算』もいいかなぁと思います。


余分な物を削ぎ落とす…

などと言うよりは


そうだなぁ…


あ、それこそ
衣替えのような。


今まで必要だったけれども
もういらなくなったものや


使い方が変わってきたもの


そんなのもあると思うから。

あと、もう一つ思うのは
何かを繕う為に集めたもの
足したもの…

そういう物は

身体を、心を重くしますから

そういうものも
引き算する、そういうのはどうでしょうか。




✣✣何も変わらないから✣✣




引き算と言っても
身ぐるみを剥がすわけではないですよ。


見極めてあげるということ。


本当は、こうだった。
このような気持ちで以前はこれをくっつけてしまったけれど
そろそろ、いらないかな、

みたいな感じ。


う〜ん、分かりづらいなぁ。


本当は、
その白い画用紙には
元の色が見えなくなるほど
塗り固める必要はなかったんだと気付くこと。



という感じ。



色々な自分に足りないと思い込んでいたもの
それは、本当は既に足りていたんだと気付くこと。


足りないものは無かった。
何も。



生きていく中で
色んな思いや囚われで
必要以上に重荷を背負ってしまった


さぁ、重いなと思った頃には

片付けようにも、どこから手を付けていいのかが分かりません。


部屋の片付けのように業者を頼むわけにも行きませんしね



でも、きっと


その重みに気付けばいいだけだと思うんです。


私達に備わっているもの

それが、気付きと同時に
発動し始めます。

引き算なるべく…

ことが動く。

動かそうとする必要はなく

想いだけで大丈夫。

私はそんなふうに思っています。


何年後かに、
あ、あの頃と比べて随分と自分らしくなったなとか


自分の本当の色はこんなだったんだなとか

分かる時が来るのではないかと思うのです。



自分自身を作り上げたそれを
引き算したって
大丈夫です。


心配する程そんなに変わらない。


だけど、とっても変わる
不思議な現象だと思います。





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