詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

決意するだけでいい。詩子の詩353

〜決意〜


甲鉄のハガネの
ガシャリと閉まる音

とても強くて
何も寄せ付けない

戦闘態勢

ねぇ、疲れた戦士

私の声が聞こえる?

あなたの顔が見たい
あなたの体温を感じたい


戦いはいつ終わる?

着込んだのは自分
脱がないのは自分
鍵を締めたのは自分

知ってる?

『決意』

それだけでいい


それだけで全てが変わる事




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皮を脱ぎ捨て竹になる『決意』



こんにちは!詩子です。

なんだか、最近気温上昇してるし沖縄は梅雨に入るし…
TVでは生死に関わるのでいまのうちにエアコンのし運転を!等と行っています。
今年も暑いらしい。


******

私たちは、多かれ少なかれ
社会に出る時は様々な『鎧』を身にまとっていると思います。

なにも付けずに・・・
まるで、牡蛎が殻を脱ぎ捨てた、あの柔らかな実のままで
そんな無防備の状態でいる人は・・・・少ないですよね。

自分自身の身にまとう鎧はいろんな種類があると思います。

健全なものは、脱着自由です。

自分自身の思い一つで、脱いだり着たりします。

これは、会社に行った時の自分
オフの日の自分。

人前に出る時の自分
一人きりの時の自分

そんな風に、誰もが兼ね備えているセイフティーグッズのようなものです。


たまぁに着ない人も見受けられますが(笑)



✛✛ 鎧 ✛✛


それで、多くの人が少なからず『やっかいだ』と思って所有している鎧もありますね。

上記に健全な鎧、と書きましたので、

こちらのタイプは『不健全』な鎧でしょうか。


不健全なんて書くと、とっても良くないもののようですが
そもそもは鎧というものは自分自身を守る為にあるものですから
悪いものではありません。

自由に脱着できないもの

戦闘が終わっても脱がない

そもそも着る必要がないのに着ている

脱げない

脱ぎ方を忘れた・・・。



などなど。

このような鎧をお持ちのようならば

これはちょっと辛くなるというお話です。


** 着るきっかけ **


そのような鎧を着ている人達は
何かしら着るきっかけがあったと思います。

かくゆう私も着ていた人ですから。


私の場合は、小さいことから少しづつ着こんでいって、
その重荷に気付いた頃には、もう錆びついてしまっていて
脱げないどころか、脱ぐきっかけというか服で言えばチャックやボタンみたいなものが
どこにあるのかが分からなくなってしまって・・・

更には、コントロールして来たアイデンティティーが混乱して、

本当の私はどんな人で、何を求めているのか、どうしたいのか
が分からなくなってしまっていました。


それぞれに、何かしらのきっかけがあって着込んだもの
着るきっかけは様々ですが
脱ぎ方の手順は一緒だと思っています。





** 鎧の脱ぎ方 **



これは非常に簡単なのです。


まずは、


自分が不必要な鎧を着ていることに気付くこと



もう一つは


その鎧を脱ぐと『決意』することです。


ただそれだけのように感じています。



書くと簡単です。


ポイント、アドバイスとしては


『決意』する以外、何もしないことです。
ただ、心底決意しなければなりません。
中途半端では駄目ということです。

そして、『努力』などはしない。

決める。⇒ 手放す ⇒ 任せる


誰に任すの?
そのようなことも考えずにとにかく決意。



** 根本の問題 **


鎧を着るという行為の根本の問題がありますよね。


『本当の自分・ありのままの自分』


それを、否定しているのか受け入れているのか・・・

そういう所が始まりで、そういう所が根本だと私は感じています。



そして、
いつまでも戦い続けることはないし、戦いは終わったと

或いは、戦いは終わらせるとそう決意して

本来の自分の姿を見てみる・・・そういうのもいいのではないかなと思います。



ここはあくまでも私自身の場合ですが

私は理想がとても高く、完ぺき主義でした。
それに見合わない自分は許せなかった
そんな感じでしたよ。

鎧は脱ぎ捨てた。

大したことのない、私の理想には少し遠い自分がそこにいました。

ただ、必死で頑張ってきた健気な自分もいましたよ。

今となってはよく頑張ってきたねと抱きしめて
ダメな自分をまざまざと感じた時も寛容に許してあげています。

そして、大したことのない私を今は結構気に入っています^^



先日、カラオケバトル的な番組で
この歌を知りました。
なんかっても気に入ってしまって、歌いたくなりました。
今の自分でできる限りでいいので、歌ってみようかと練習中です♪


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