手放しへの旅は決意した時から始まる。詩子の詩224
〜レモンの雫〜
いつもそこにいて
いつも一緒で
胸の中の私の
レモンの雫
生まれた時に
すでにあったの
それは分からない
※美しい花を見た時も
寂しい風に吹かれた時も
いつもそこに居たんだから
あなはいつもそこに
まるでレモンの雫のように
心の振動伝わって
瞳から溢れる（こぼれる）の
誰も知らない
レモンの雫
胸の中の私の
少し困った
顔の涙
姿を隠して
※夜空の花火を見上げた時も
悲しむあなたを見た時も
いつも一緒に涙を流して
まるで何かが私の
心の中のレモンの雫
両手でいっぱい絞ったように
私の心の真ん中の
レモンの雫はまるで
遠い遠いあの時に
握ったままの
懐かしい色をしてる
こんにちは！詩子です＾＾
昨日の夜の地震は本当にびっくりしました。
いつでも逃げれるように上着を出しましたよ。
それと、富士山、真っ白なのに一番てっぺんだけ
なんで、雪解けちゃったの？
なんか、いやだな・・・。
＊＊＊胸の真ん中の何か＊＊＊
最近気づいたことがあります。
私は昔からよく泣くのですが、それが最近
泣かなくなったんですね。
それで、何が違うかって言ったら
胸の真ん中にある何かがなくなったんです。
表現するとこうです。
今までずっと胸の真ん中、奥のほうにまるで柑橘系のレモンとかミカンとかの
小さい欠片っていうか、房の中の小さい粒みたいな
そんなのが私の中にあって
以前は何か、良いことも悪いことも、感動するようなことも
いったん「それ」に触れるんです。
そして、「揺れてたんです」。「それ」が。
それで何でもかんでも涙のスイッチが入っちゃってたんですけど
それがなくなっちゃったんです。
空っぽ。
空間。
広く静かな空間になりました。
だから、今までなら、こんな話居聞いたら感情が揺れて泣いてしまうなって思う事も
全く大丈夫になっているんですね。
なので、感情を刺激されていつもどこかへ連れ戻されて泣いていたのが
ここに、私に留まっているという事。なんだろうなって。
＊＊＊それは何？＊＊＊
それで、それっていつから？？
って考えた時に、今年入ってから特に気づいたんですけど
あ、私泣かなくなったな～って。
普通に感動したり映画見たりすれば泣きます、その辺はまだ涙腺緩いけど・・・。
このブログの過去に書いているんですが
（貼り付けようとしたけど探せない・・・・💦）
私、子供の頃からの大きな傷を祈りによってきれいさっぱり
消えてしまったんです。
親子関係のことです。
今思えば、その事が私の今までの色んな出来事に対する感情を
支配してしまっていたんだと思います。
例えると、本来行こうとしている場所に「それ」があることによってたどり着けず、
気づけばいつも同じところに戻ってきてしまっていた。みたいな。。。
で、それがなくなっているんです。
今ではそこは、見晴らしは良く、シンプルで、少々風が吹いても、いらぬ風鈴がガシャガシャなる事もなく静かで
ただ通り抜けていくようになった。そんな感じでしょうか。
＊＊＊自分の傷はいつか癒す時が来る＊＊＊＊
遅かれ早かれそんな時が来るんだな。
とっても楽になるもんですね。
傷は大なり小なりみんな持っていると思いますけど。それを自分の中に入れたまま
自分自身で執着し、許せず、力いっぱい握りしめていた結果、そこにとどまり続けるのですね。
そのロープを手放すことは、やはり人それぞれ
タイミングがあるんだろうなって思います。
＊＊＊今日の詩＊＊＊＊
今日の詩はそれを疑似的にレモンの雫に例えて書きました。
傷口に触るとしみるレモン、すっぱくて・・・。
そんなレモンの雫のようなさわやかなものではないけれどね（笑）
そういうものが胸の真ん中にあるかもしれない時は
受け容れて、許して、手放す。
振り返れば、昔そんな本、読んだことあるよなっていう位に
客観的に見ることが出来る日が
きっと、来るから。
まず、そこにそういう物が（いわゆる傷）
自分にあるっていうことが感じられたら、そこからスタートしているんだと思います。
手放しへの旅。
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