詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

祈りというツール 詩の詩134

こんにちは!詩子です。
今朝はこちらは少し涼しく感じました。
湿度がいつもより低いのかも知れません。

確実に日が短くなり、秋の足音が聞こえる今日この頃…。



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路地の花、こういうのが好き。




〜流し続ける〜


一息吸って
ため息をついた

その息は
過去のもの

2度とは
出会う事はない


一言言った
その言葉

その言葉は
過去のもの

2度とは
味わう事はない


※流れ流れる
水のよう
あるようで無く
無いようである
清らかに
そのままに
感謝と共に
流す事



時を戻る
事はせず

キレイに
さよならをする事

水は流れ続けてる

大きな石を
転がして

小さな小石に
変えながら





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水は流れるからキレイ



昨日は序章といって

今ここにいること

というお話を少し書きました。


涙そうそう 歌アップしました♪ - 心の詩☆癒しのエッセイ


今日の詩にも書きましたが
今吸った息も既に過去のもの
というように
時は流れています。

昔の事に想いを馳せ、懐かしむ…

と言うのとは別に


許せない出来事、受け入れ難い出来事に執着をし続けますと

いつでも今ここ
いることは不可能になります。

全ての出来事をそこに関連付けるからです。  


私も長い事そのように生きて来ました。


祈りは強力です


過ぎ去った昔の事にエネルギーを注ぎ続けるのはもうやめよう。辞めたい、とずっと思っていましたが
それはとても難しい事でした。


その部分に焦点を当て過ぎていた…のかも知れません。

今の自分と、小さい頃の自分


自分自身と血の繋がりはあるけれど両親も又一人一人の人間として様々な事を感じ、体験しながら生きて来ました。

それを私は余りにも1つに考え過ぎていた。


母に相談されれば、何とか解決してあげたいと躍起になったり
頑張りすぎて空回りしたり


なかなか切り離して
考える事はできなかったのですね。


そして私はいつも

自分を攻めるクセがありました。


何でもかんでも自分のせいにしては、心を閉ざすの繰り返し…

ある時に神父様に相談したのです。その答えはこうでした。



あなたは心を開いていては傷付けられるというふうに思っています。それは何故なのか…それはそうせざる終えないような経験をして胸の奥深くにその傷が未だ残っているからです



それを癒す方法はたった一つ



毎日毎日、この傷を癒やして下さい、心の奥のこの傷をと祈るんです

と言われました。



私はカトリックですから

祈りというのは対象は神様です。


けれども、何も信仰していなくても祈りの効果は絶大なものがあります。自分の中の神様でも良いと思っています。



そして、3ヶ月位の間


毎日毎日、いつでも常にその事を祈り続けていたんです。

そして、ふと気付けば

私はすっかり
過去の両親への気持ち
から解き放たれていました。

まるで、見えない太いロープを完全に切り離したかのように。
あんなに長い間苦しんでいたのに……。


そして、その流れから
今の私のいう


私は、私のままでいい


と言うところまで
来たのですね。


これは、顕在意識ではどうにもならない

脳を静かにさせて
深い、深い自分の源

潜在意識とやり取りの結果だと感じるのです。



昔の傷を癒やし、今ここに、私自身で立つには一度そこにフォーカスする必要があった


それは、私の人生では『今』
だったのだと思います。


私が私自身に近づく過程では
これは、自分自身だけの事のようですが

実は周りの人も一緒に幸せにしていると思います。

長くなりました……




後日に続きます。
読んで下さっている方、本当にありがとうございます。

もし良かったら、もうしばらくお付き合い下さい。。。



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