詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

小さくまとまって生きるなよ。詩子の詩476

〜生まれ変わり〜

 

小さくまとまって

生きるなよって

笑いながら

 

いつもそんな事

言ってたね

 

やっとなんだか

その意味が

分かってきたよ私も

 

背伸びしない

自分サイズで

いいんだよね?

 

大きな海に飛び出した

小さい船はゆらゆらと

心細そうに浮かぶのは

思い込みとつまらない

迷信のせい

どうせならあなたと

溶けてこの海の

一部になってみようかな

 

何も怖いものはない

そんな顔して生きてても

 

心の中はどうかって

開いてみせるわけには

いかないから

 

しがみつきもがいても

糸は絡まるばかり

 

大きな海に飛び出して

小脇の荷物はさようなら

海の底まで落ちていけ

母のように受け入れて

溶けてこの海の

一部になってしまいなよ

 

ぎゅっと握りしめた

その手を離すのは

あなたしか出来ない

 

f:id:Umino-Utako:20220217092723j:image

 

春が近寄って来ている。

この時の流れに感謝したい。

全てが流動的であるということは

自分自身がしがみつかなければ

何事も流れる川の如く。

時に私達は自ら自分を苦しめたり解放の道を見つけたりと紆余曲折をして

何か、成長?人生を遊んでいるように見える。

苦しみももがきも遊びだ。

actorになって演じているだけに違いない。

全く何もない平穏な日々の連続

そういうものに憧れは抱くけど、振り返った時にどう思うか。

それはそれで良いけれど、ある程度の起承転結は物語には必須だろう。

その方が読み応えがある。

 

小さくまとまって生きるなよ

 

そういう言葉は昔よく聴いた。

でも、もっと大胆にやりたいことを躊躇なくやって生きろ、そういう意味だけじゃないなと想ったので今日の詩を書いた。

時は流れるのにしがみついている事、過去の事への執着、人への執着など。

そういうものを握りしめていれば当然、縮こまって生きることになる。

そういう執着を手放してこそ、ゼロ地点に戻るのだ。

そこから両手を広げ自由に生きられるということ。

 

昔の兄貴たち(兄貴っぽいセリフだから笑)はそんな深い意味合いでいったのかは謎だけど

今私はそう思う。

 


ウクレレ弾き語り成長記録です♪良かったら聞きに来てください🤗
www.youtube.com

 

抗がん剤や病で髪を失った方の医療用ウィッグを作成しています。
喜んでくださった時はこちらが力を頂いています!!