詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

憧れの存在 詩子の詩451

〜憧れ〜

 

生まれて何年経った?

もう笑えるほど生きてる

 

毎日笑ったり泣いたり

忙しく歩いた

 

思えばお遠くへ来たもんだ

 

一体何を探してる?

全ては君の中にあるのに

ないものを探すのは

もうお辞め

 

金輪際(こんりんざい)しませんと

三つ指たててごめんなさい

金輪際ってなんだろう

 

生まれた時から変わらない

私は私で

あなたはあなた

 

食べ物の好みは

どんどん変わってきたけれど

 

思えば何も変わらない

 

一体何を見ているの?

目の前にこんな広い海

両手いっぱいに持ってるからもう

何も掴めないよ

 

安心感は自分で作る

自分の中で育てなさい

安心感てなんだろう

 

 

前から言っているじゃない

きれいな桜も少し離れて

見た方が美しいんだ

前から知っているでしょう

近いものはどんどん

見えなくなってくるの

 


どこかの誰かの

憧れの存在

それはあなた

なのかもしれないんだ

 

前から言っているじゃない

自分の中で育てなさい

じゃなけりゃ

最期には何も残らないから

 

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まだまだ道は続くよ。

近くのものが見えなくなってくるのは(老眼のこと笑)、もっと遠くから見なさいと神様が言ってるのかなぁ。

 

長く生きると近いものが当たり前になり過ぎるから。