詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

一度下を向いた人だけ見れる景色。詩子の詩391

~顔をあげたら~

 


空は青かった

海は深かった

道は続いていた

笑顔は輝いていた

風は心地良かった

太陽は笑っていた

月は包んでくれた

星は私を見つめていた

 


助けてと叫んだら

 


手を握ってくれる

 


人がいた

 

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少し上見れた時違うものに気づけるかも

 

 

おはようございます。詩子です。

昨日、友人と会いました。

色んな話をしている中で、何か思い悩んでいる時と

気持ちが整理された時の目線が違うという話になりました。

ちょっとした気持ちの変化でも

少し目線が上を向いたねという話でした。

 

 

 

★★目線の角度で気持ちは違う★★

 

何か思い悩んでいる時

目の前にいない人のことを考えている時

どこかを探るように、少し下を向き

目線は斜め下です。

 

何かを考えあぐねている時には上を向くことはないです。

少し頭をもたげた状態です。

それが思い悩む、頭の中で考えあぐねている時のポーズです。

 

そういう時間が長いほど、やはり気持ちは沈むものです。

これは当たり前のことです。

そして、今度気分を上げたいと思った時には

気分が下がっている時には目線を上にするのは案外難しいというか

抵抗感が出るものです。

何か、自分にうそをついているような感覚になる。

 

自分の考えている時間が長い時はまるで自分が風船のように

想いが詰まって膨らんでしまっているようです。

女性の場合は、友人などに話を聞いてもらい

想いの風船が萎んで心が少し軽くなり、下を向いていたものが

最後には少し目線を上にできるそんな瞬間を感じられることもあると思います。

そういうほんの一瞬の間隔でも斜め上を見れた時、少し気分が違うと気づくことがあります。

 

 

★★ 自然に上を向けた時 ★★

 

ほんの少し自然に上を見れた時に感じられることがあります。

やはり、気分が変わるんですね。

見えなかったものが見える。

少し爽快になる。気持ちが楽になる。

そんな風に。

無理に上向くことはないですよ。

無理すると一瞬で終わってしまいますから。

自然と少し上を向けた時に、『あっ』って気づくことがあり

その時にはホッとするものです。

その瞬間は今までぎゅっと縮まっていた心が緩み

素直になれる、そんな感じがするものです。

 

 

 

★★ 下を向いたから分かる ★★

 

一番思ったのは、下を向き続けた感覚の後の少しだけ上を向けた時の

感覚や、景色の違いについてです。

これは、一度下を向き続けたから気づけることで

普段から健全に前を見て過ごせていたら気づけないことかなって思いました。

そして、アハ体験というか、その体験が自分に少なからずインパクトをくれます。

だから、思うのは

落ちることは悪いことではない。

落ちたから分かることがあるということです。

 

こう考えると、どんなに辛い体験もやはり

それなりの意味を持っているのかも知れない、そんな風に思うのです。

 

 

★★ 今日の詩 ★★

 

少し上を向けた時の気分を書いてみました。

心に少し余裕ができて上を見た時は

今まで見ても入ってこなかったような感覚が入ってくる

そして、そんな時は開けなかった心も少し緩み

普段言えなかった『助けて』という言葉も言うことができました。

そして、その言葉を言った時には

手を伸ばし、手を握ってくれる人がいました。

普段は気づけなかったことが起こる。

そんなことなんじゃないかと思って、書いた詩です。

 

 

 

 

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