詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

人の喜びを喜べない理由。詩子の詩390

〜確かなこと〜 空は広いということ 夕陽は燃えているということ 涙は心の掃除をするということ 笑いはいい事を運んでくるということ 問題は解けなくてもいいということ 温もりはホッとするということ サヨナラは新たな出会いの始まりということ 誰もが同じ…

出来事の理由などどこにもない。詩子の詩389

〜今からはじまる〜 今ここで 今から始まる いつでもそう 今から始まる ずっと頑張ってきた それでも今から始まる 振り返ってみてみても すでにそれは昇華して 違う形になっていた だから今ここで 一から 全てが始まるんだ 今日から歩き始める。 こんにちは…

ネガティブは更新される。詩子の詩388

~階段~ あまりにも長いこと 歩いてしまった 背中に背負った 荷物が気になった 一体いつ、詰めたものだったか 暫く中は見ていない だけど、ふと気になった 重い重いとフーフー言いながら 背負ってきた荷物 中に何が入ってたっけ 今日、急に気になった そろ…

心の傷から血が流れてるから。詩子の詩387

〜傷口〜 呼び止められて 気が付いた 胸の真ん中から 血が出ていた どうして血は 赤いのかと言えば きっとそれは 信号と同じ 目立つようにして お知らせしてくれてる きっとそう どれだけ自分で 隠したところで 真っ赤に染まる 私の真ん中を見られたら 傷付…

今はただジッとして足元を固める。詩子の詩386

~Just keep~ 何もそんなに 頑張らなくても そんなにそんなに 自分を痛めつけて 空の鳥は見ているよ Just keep そして 当たり前のように 又日が登る 自分だけが 足元の地面をかため まるで同じ場所から 動けない 足元を何度も踏みつけ 固めたら 空を飛ぶ 鳥…

依存という罠。 詩子の詩385

〜震える心〜 震えた心は 何を思う スリキズのヒリヒリ 何とも言えない違和感の中 自分で取り出して 抱きしめてみる 小刻みに震えたそれは 私に言った 戻りなさい 外側に向けた想いを 回収して あなたに戻しなさい 小さなパズルの破片 飛び散ったアイデンテ…

誰かの為という勘違い。詩子の詩384

〜回転木馬〜 華やかで楽しげな メロディ 沢山の人の笑顔 どれも幸せな 恐る恐るまたがって 上がったり下がったりを 繰り返す みんなが私を 見ているの みんなの周りを 私が回っているはず なのに みんなが私を 見ているの みんなが私の周りを 回ってるよう…

どんなに嫌な自分でもまずはそこから。詩子の詩383

〜投影〜 目の前に広がる世界 アイデンティティの塊 いくつものサングラスを 持っている 心を映す投影機 世界の色は 自分の中に 世界の色は 自分で決める もし今、目の前で 戦争が起こっていても もし目の前が哀しみで 何も見えなくても もし深い霧が 重く垂…

気分を変える方法 詩子の詩382

〜Lightning[稲妻]〜 足元の石ころを 蹴飛ばしながら 歩いていた 道端に腰を下ろして 意味のない文字を 地面に書く もう何処にも 自分の居場所など ないような不安に駆られた 何処からともなく 飛んできた、紙くずに 自分を重ねてみたり 見るもの全てが 無…

 言葉や想いはブーメランのように。詩子の詩381

〜ブーメラン〜 ありがとうと叫んだら ありがとうと答えたよ こめんねと言ったら ごめんねと答えたよ 愛してると伝えたら 愛してると返してくれた 広い広い空間に 思い切り投げたボール どこへ行ったんだろう 見えないあなたに 投げた言葉はどこへ行ったんだ…

壁を壊して新しい世界も見る。 詩子の詩380

〜セッション〜聞かせて 聞かせて あなたのメロディー教えて 教えて あなたのリズムリズムに乗ろう 二人の音を 作りましょう隔たりは 出来るだけ 取り除いて怖くない 伝える事 恐れずに待っている 待っているあなたが私の扉を叩く 音がした怖がらず 開きまし…

下を向いて歩くのもいい。詩子の詩379

〜名もなき世界〜 上を向いて歩こう 何が見える? 青空 流れる雲 羽ばたく鳥たち前を見て進もう 何が見える? 移りゆく景色 次の曲がり角 人々の顔 時には下を向く 何が見える? 小さな世界 でも広い世界 上を向いて歩こう 何が見える? 何処かへ行く飛行機 …

身体からの告白。詩子の詩378

〜花〜花は咲いていた 日照りの日も 干ばつの日もそこに咲くと 生まれてきたから花は信じていた そこにいること そこで咲くこと それが自分の 生きる道だと 道端に咲いた花は どんなに踏みつけられても 逃げなかった ここが私の場所だと たとえ、そこで朽ち…

本当はすべて持っている。 詩子の詩377

〜自由〜天高き所から 無数の紐がたれていたその紐はどれも許されていたそう、自由だった選ぶのはいつも自分どれを選ぶかは自由自由という名の責任のもと あなたも自由? こんにちは。詩子です^^ 久しぶりになりました。 なんとなく書きたいことが浮かばな…

エゴイスト 詩子の詩376

〜キレイゴト〜美しい花には毒がある 人を食べてしまう事だって人が美しく佇めば 背中には黒い影美しく恐ろしい 好きも嫌いも同じ意味 愛と憎も同じ意味 美と酬も同じ意味 美しい空 こんにちは詩子です。 最近とても色んなことを想う機会があり、少しづつ本…

自分の中に存在する矛盾 詩子の詩375

〜がんじがらめ〜 がんじがらめの糸のたま 解こうともがく程 キツく締まってしまうのは生きる癖なのかどうか 繰り返す好奇心が大勢で 振り幅が大きいと 身を滅ぼしかねないよ 一呼吸 ゆっくり大きく一呼吸絡んだ糸のきっかけを 掴めるまでは鷹揚に絡ませたの…

潜在意識と顕在意識のズレ 詩子の詩374

〜乱気流〜行き先を失った 弓矢が何かをめがけてとてつもない力で行き先を失った 狂気が何かをめがけて間違えたベクトルで心と行いの方程式狂わせないようにする為にもしも、本当にあなたがあなたを 満たしたいのなら 間違えた乱気流 乗ることの無いように …

今が過去も変える。詩子の詩373

HSP

桜貝 優しくそっと 触れてください 傷付きやすいから生まれたての 薄紅色透明感のある姿取り扱いは注意して直ぐに壊れてしまうからそっと触れてくださいそれが私だと 知っていてください 桜貝 こんにちは。詩子です。 海沿いの道、昨日梅雨入りして 今日が晴…

感情とあなたは別の物です。詩子の詩372

〜パラダイス〜 今ここをパラダイスにしよう 幸せを決めるのは自分そこには何も介入しない ワンダーワールド 苦しみや悲しみ 寂しさもあなたの大切な宝物大好きなあの人 手の届かない物語それを大切に夢見ようあなたの中にあるものの 全てが大切な宝物どんな…

意識の選別で未来を創る 詩子の詩371

〜選別〜 花をきれいに咲かせる為に 古い花を摘みましょう毎日毎日丹念に 済んだ事は流しましょう咲き終わった花で 花束は作れないから その時が来たら 今咲いている花さえも 潔くサヨナラすること 後に 大輪の花を咲かす為 大きく咲かす為に おはようござい…

意識の種を蒔いてシンクロを増やす 詩子の詩370

〜芽吹き〜種を撒いたよ大海原に小さな小さな種は静かに静かに深海の 大地を目掛けてく小さな泡は水面に 映る月の明かりを受けてまるで自分は 月になってしまったのか というように空に向かったあの種は芽吹くだろう大海原の鏡のような水面(みなも)を 突き…

苦しみと安らぎの関係性 詩子の詩369

〜苦しみか安らぎか〜 苦しみと安らぎの間 私達の心の在処(ありか) 信じるものの救い 信じるものからかけ離れた 想い 天秤にかかる強く信じるそして 強く傷付く 小さな小舟に乗るがいい大きな船は揺れが大き過ぎる人間とは そんなものなのかも知れない 出…

エネルギーを集結して自分をパワーアップ 詩子の詩368

〜変容〜まるで花火の 火の粉のように 色んな色を携えて(たずさえて)想いの火花 弾けてる弾けても 萎んでもあなたの想い通り小さくまとまっても 大きく花開いてもいいじゃないの全てを自分の中に 受け入れた時色が変わるよ そして、 満ち溢れるんだから 花…

想像は創造 詩子の詩367

〜羅針盤〜 羅針盤の上に立つ 行く先はまだ未定どちらに行くのか 決めるのは私研ぎ澄ます感覚 情報は減らす 遠回りしたくない それなら意識の 扉を開けて なるべく耳を塞ぐのだ そんな啓示を受け容れて 問いかけるのは 自分自身ねえ、何に幸せを感じるの? …

詩は祈り 詩子の詩366

〜詩は祈り〜 詩は祈り 歌は祈り 頭に鍵をかけ 心の奥深く 潜るから 潜って 潜って 探しに行くの今の私を 探しに行くの 神聖なその場所は 安心の場所嘘のない 真実(ほんとう)の場所 あなたも祈るの? おはようございます。詩子です。 先日、教会の『黙想会…

愛とは 詩子の詩365

〜湧きいでるもの〜 誰もいない草原 少し枯れた草 真ん中の井戸覗き込む私 何もない空っぽ鳥が頭の上を飛び 何かの種を落とした僅かに残った 井戸の水の水面がほんのり揺れた 膨らむ こんこんと湧いきいでる優しく、そして高揚の波が 押し寄せる制御不能なそ…

その時に昇華するべく 詩子の詩364

〜もがく月〜 月が出ていた 水面に漂い歪むシルエット思わずその 黄金の色を纏い(まとい)たくて身を投げた私は静かに沈む 月の黄金に塗れて(まみれて)どんどんどんどん 沈んでゆく深みに嵌まる(はまる) 深みに…上を見た 静かに泡が 私から泡が 月の中…

理想と現実 詩子の詩363

〜白〜 白は限りなく白になりたいと思った 少しの不純物を入れずに 純粋なる白になりたい日にかざせばば表面が少し 光の反射で輝くほどに 白になりたいと思った白色は他の何も受け入れないのか ほんの少しの色も受け入れないのか そのどれもが許せないのかた…

エネルギーの注ぐ場所 詩子の詩362

〜あなたであること〜 私は私ここにいる私は私でここにいる? あなたはあなたここにいるあなたはあなたでここにいる? あなたがあなたである意味が ある事を知っている? 何者にもならないで粘土で形変えないで 憧れや理想の中私は私 あなたはあなたで ここ…

半歩先を追いかける。詩子の詩361

〜時のフィルム〜 はしゃぎ過ぎた祭りのあと あの賑やかなお囃子の 音はついさっきまで 邪を払い踊らせたずっとこのままでいたいなと いつまで踊り続けても 祭りの後は静かに 灯りを消し始め※ どんな苦悩も喜びも 全ては流れるフィルムのように 8ミリの音カ…