詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

身体からの告白。詩子の詩378

〜花〜

花は咲いていた
日照りの日も
干ばつの日も

そこに咲くと
生まれてきたから

花は信じていた
そこにいること
そこで咲くこと
それが自分の
生きる道だと


道端に咲いた花は
どんなに踏みつけられても
逃げなかった
ここが私の場所だと


たとえ、そこで朽ち果てようと
全てを受け入れていた


花は花のまま
美しく咲き続けた





疲れた花へ
明日も咲いていてと
願う想い


疲れた花に
想いを伝えて


疲れた花へ
風を避け雨を避け
日陰を作ろう


疲れた花は
全てを受け入れた


寄りかかる添え木を
付けてもらった

寄りかかることを覚えた


花は生命力を得た

力を分けてもらう事を覚えた


花は花のまま

ありのままの姿で 
そこで、咲き続けた




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倒れそうになったら添え木つけようね。




こんばんは。詩子です。
とっても雨が降り続いている地域があります。
最近の日本はやっぱり気候が変わったのは間違いないですね。
受け入れながら上手に住んでいければと思います。


★ ストレス ★

毎日、私達は生きていますが
どうですか?心地よく生きていますか?
誰しも色々な出来事や悩み、問題・・・というストレスの中生活をしていると思います。
それは至極当たり前のことです。
何もストレスがないなんてあり得ないと思いますし、嬉しいことも喜びもストレスになりますからね
何も変わらない、何の波風も楽しい波もそうでない波もない日々はノンストレスでしょうが
全く生きている感覚のない日々ともいえるのではないでしょうか。

私達の身体は時に、大きなストレスに苛まれた時に変調をきたします。
例えば、頭痛や肩こり、腹痛など・・・・。
でも、これは必要な反応ですよね
例えば、強いストレスがかかっているのに何も体の変調がないとなると
うまくストレス回避も出来ませんし、疲れていると気づくことも出来ずにいれば
身体や心を休息させてあげることも出来ませんからね。

けれども、日頃頑張ってしまう人達、或いはストレスに鈍感な人達は
自分にどれだけ強いストレスがかかっていようと何となく【こんなもんだ】と言わんばかりに
我慢?感じない?感じないように?過ごしてしまう場合があります。
そういう場合は思いもよらぬ時に酷い症状を身体が出して
そのストレスに気づかせてくれる場合があります。


★身体の症状は気づきのサイン★


精神的なストレスは体に症状を出してくれることによって
私達はやっと、自分の精神的な苦痛の度合いが分かったりします。
なので、体に何かしらのストレスが原因と思われる症状が出てくることはとてもいいことなのです。
その時は苦しいこともあるかもしれませんが、その症状のお陰でようやく認識ができるのですから。

日頃、あまりに頑張ってしまっていたり
そんなに頑張ったり、我慢なんかとてもしていることはないと思っていても
身体は正直者だし、症状によって『身体に休息を与えてもらわなければならない』と症状を出してくれることがあります。

そのように症状を出してくれる状態を通り越してしまうと、精神、神経に傷をつけて症状的には
こじれてしまうのではないかなと思います。



★ 身体からの告白 ★


今日は身近な人で突然、体調を崩した人がいたので
そのことを書いてみますね。
日頃は全くストレスを感じていないような感じの人でしたのでびっくりしましたが
最近になってとても大きなストレスを抱えているのは知っていました。
表面上はひょうひょうといつもと変わりないと感じても、やっぱり心が耐えきれなくなったのか
本日、突然胃痙攣をおこし、病院に運ばれました。
とても辛い症状です、胃が痙攣するんですよ。それほどのストレスって本当に辛いと思う。

結果的には大きな点滴を丸々二本してもらって回復したようですが・・・・。

こういうもの治療方法というのは
【ストレスの根源を断ち切る】以外ないです。
でも、そのストレスの原因って、そうそう直ぐに断ち切ることができないことも
往々にしてありますよね。

だから今回のように胃痙攣のように辛い経験をしてしまったのだけど
【自分の体や心にこれだけのストレスを感じている】それを分かってあげるっていうのが、今できる一番の対処法だと思う。

例えば、こういう経験ありませんか?
ずぅと一人で悩んでいたことを誰かに話しただけで肩の荷が降りて少し心が軽くなったって経験。
今回の事も【身体からの告白】として受け入れてあげれば
それだけで身体も心も少し力が抜けて軽くなっているのかも知れませんから^^



★ 今日の詩 ★

今日の詩は野に咲く花の【プライド】を書いてみました。

一人咲き誇る花。
余計なことは考えず、【そこにいる】と疑わなかった花。
何にも【抗わなかった】花。

全てを受け入れて、どんな苦境も受けて立つ。

踏みつけられてそのまま潰れようが【それが私の運命】と、言わんばかりに凛とした野生のプライドを感じます。
けれども、ある時、その弱った花を見つけた人が、かわいそうにと風をよけたり直射日光から守ってくれたりしました。
その時初めて【花】は、一人でがむしゃらに生きた、その気持ちがほんの少し緩みました。
そして、気が付けば随分と踏まれたり疲れたりしていたことに気づきました。
弱っていた自分自身に添え木をしてもらった時に、力を抜いて寄りかかってみたんです。
とても力が抜けていきました。
たった一人でこれからも生きていこうとしていた花は
自分自身に【寄りかかる】ことを赦せました。そして生命力が沸いた。
この生命力でさえ、誰か他の存在から分けてもらうのもいいのではないか…そんなことにも気づき

先程までと同じようで違う自分になって、或いは違うようで同じ自分になって
【今まで通り美しく咲き続ける】

そんな詩です。






ウクレレ弾き語り成長記録です♪良かったら聞きに来てください🤗
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