詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

下を向いて歩くのもいい。詩子の詩379

〜名もなき世界〜



上を向いて歩こう 
何が見える?
青空 流れる雲 羽ばたく鳥たち

前を見て進もう
何が見える?
移りゆく景色 次の曲がり角 人々の顔


時には下を向く
何が見える?
小さな世界 でも広い世界


上を向いて歩こう
何が見える?
何処かへ行く飛行機
大きい空
一番星

前を向いて歩こう
何が見える?
道に迷った人
挨拶をする老人
点滅した信号機

下を向いてみる
何が見える?
大切なものを運ぶ蟻
色んな形の砂利
名もなき花


上ばかりも辛い
前ばかりも飽きる
時には下が面白い


そこには知らない世界が広がって
森羅万象教えてくれる

誰が言ったの?
下を向いてはならないと

時には楽しい
下の世界

名もなき友が沢山いるよ





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あなたも友達よ



おはようございます。
今朝はとても晴れました☀
とにかく蒸し暑い〜
今日は電車で2時間くらいかけて、【祈り】のお勉強です。




✣ 落ち込んでも大丈夫 ✣


とかく、人を励ます時に
上を向いて歩こう
前を見て進め!
的な励ましの言葉を使いますが、時には下を向くことをお勧めしてみてはいかがでしょうか。

というのも、多くの人は言われなくても自分自身で【上を向いて歩こう】と頑張っていますから。【前を向いて進もう】と努力していますから。
全体的な印象ですけど、元気がない時ほど笑えとかポジティブな励ましが強過ぎて、そんなに頑張らせなくてもいいのになぁと思うことも多いし
ハタマタ、私達の体や心にはそんなものが染み付いていて落ち込む事も下を向くことも許されていないのか…と感じることもあります。

たまには、下を向いて
落ち込んでみるのもいいのではないかなぁ、嘆いたり、イジケたり、ネガティブになる事、そんなに悪いことじゃないでしょう?
それより何より、今の自分の状態を

『違う違うそうじゃそうじゃなーい』

って、なんか歌の歌詞みたいですけど、否定し続けるのは結構な自分に対する厳しい仕打ちなのではないかと思うのです。

しかも、我慢し過ぎず早めに落ち込んであげればちゃんと立ち上がれると思います。




✣ 森羅万象360℃ ✣

私の事ですけど、
以前長い間、自律神経失調だった時に体調が悪かったし元気もなく症状に振り回されていましたから気が付けば下ばかり見て歩いていたように思います。
それは、体調が回復したあとに気づいたことですが。
だから、元気になればちゃんと上も見れるし前も向けるってことですね。
私の場合は病気でしたからアレですけど、日常でも時には下を向くのもいいのではと思います。

世界は色んな形をしていて、全ての方向から見てみることの方が面白いと思います。
上や前だけ見ていても分からないことが、下を見たことによって分かることがたくさんあると思います。
実際に小さい子供の時は、色々見ていましたよね。
ブランコに乗って空を眺めたり、前を見て鬼ごっこしたりかけっこしたり、砂場では下を見て、砂鉄集めたり(笑)アリンコを追いかけて蟻の巣をほじくったり(笑)

私は上も好きですが、下も好きだったし結構思い出もあります。
子供って下の世界、よく知ってるかも。



✣ 今日の詩 ✣

今日の詩は時には

【心を休めて下を向くことを赦す。】

そういう詩です。

足元の世界に目を向けると
普段はやり過ごしたり見過ごしていたものが見えます。
面白いくらいに目からウロコの
広い世界が広がっています。

虫は私達より賢いのでは?
名もなき花は私達よりずっと強いのでは?
なんの執着もなく?ありのままを受け入れて生きているさまは
心を癒やしてくれたり、肩に入っていた力を抜いてくれたりします。
だから、下を向きましょう、たまには。
そんなふうに思って書いた詩です。





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