詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

その時に昇華するべく 詩子の詩364

〜もがく月〜




月が出ていた
水面に漂い歪むシルエット

思わずその
黄金の色を纏い(まとい)たくて

身を投げた

私は静かに沈む
月の黄金に塗れて(まみれて)

どんどんどんどん
沈んでゆく

深みに嵌まる(はまる)
深みに…

上を見た
静かに泡が
私から泡が
月の中に
吸い込まれる



もがく
もがく
もがく
もがく
もがく

もがいて



それで



そして



ようやく



もがくことを


許したんだ




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もがいてもいいよね、お月様


こんにちは!詩子です。
今日はなんだか
久しぶりに疲れました。
でも、お仕事で来て嬉しいです。
お客様とお話すると
その時に必要な言葉が
お客様の口から私の耳に届くものが日々あって楽しいです。



✣✣✣✣✣✣


月が好きなので
月のモチーフが多くなります。


私は昔、大手の会社に努めていた頃

いわゆる、イジメというを体験したことがあるのです。

他にも、その会社にいた頃に
かなりダメージの出る嫌がらせも受けたことがあります。


私はその時に
何も動じません。

私は何があってもへこたれません。


家に帰って家族にも泣き言は言いません。



全然大丈夫です。



そのように過ごして来たのですけどね。



こういうのは良くないです。



✣✣その時の気持ちを表現して✣✣




その時に感じた事
辛かったことは

決して自分の中から消えることはありません。

無くしたようでも
そこにそのまま残っていますから。


やはり、出来たら
その当時のその次期に開放してあげるべきだったと思います。


悔しい時には悔しいと

辛い時には辛いと

怒った時には怒っていると


私は悪くない!
と、誰かに助けを求めたり
訴えかけたりしたほうが良かったと思います。


それが出来なかったのは

プライドが高かったのでしょうか。

どうしてなのか?
性格?


よく分からないですが

そのままにして今まで来てしまってゴメンナサイね、私。

そう思います。



✣✣✣✣✣✣


先日、あるきっかけがあって
その当時の事を思い出してしまいました。


そして、どれだけ自分が我慢して
その頃の気持ちを閉じ込めていたのかということが分かりました。

そして、その自分の『かた』の付け方が




【イジメられる嫌がらせをされるそんな自分に原因があるのだ】


そんな風に今まで思っていたし
今もそう思っていたのだと思うのですが


ある人に切々と解かれました。


【そんなことはない、どのような理由があるにせよ。】


そのようなことを言って頂いた時

心底気付いたのですが


私はそのように誰かに言って欲しかった。

そう思っていたようです。


【あなたは悪くない!】


その当時誰にも打ち明けていないのですから
誰も肩を持ってくれはずもなく

こんな私の為に一緒に辛さを感じてくれる人もいません。



だから、こうやって
何十年も経った今

その当時のことで涙するならば

やっぱりその時に感じて
表現して
喚いて
悔しがって
嘆いて



そんな事を私自身の為に
私自身が行動を起こしてあげたら良かったよね…


そのように思うのです。

✣✣✣ 今日の詩 ✣✣✣



だから、今日の詩は

大好きな月の灯

大好きな海


そんなものに包まれながら


【もがく】


ことを、自分自身に許してあげる



そんな風な詩を書いてみました。



ありがとうございました。

いつも励みになります。






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