詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

神様からの手紙で目が覚めた話 詩子の詩39

~神様の手紙~

 

ずっと
ずっと
独りで走っていた

 

それが
したいと
本当に思ってた

 

だけど
ある日
靄に包まれ

 

深い
沼に
足を取られた

 

進めずに
もがき
重たい闇に
ほおりこまれ

 

沼の中で
動くに動けずに

 

諦めと
焦りの
調和も取れずに

 

藁を噛むように
味のしないものを
ただ流し込み
途方に暮れる

 

神様
お願い
教えて下さい

 

夢の中で
祈りを捧げた

 

天から
一枚の
手紙がパラリと
落ちてきた

 

文字がびっしりと
書かれたその手紙

 

私の目の前で
殆どの文字が消えて

 

残った文字は


『感謝』

 

の二文字

 

 


陽水民生 ありがとう

 

おはようございます。Utakoです。(^^♪

今日は少し重ための詩になりましたが(ごめんね)

私が生きてきた中で病気と共にとても重要な体験と学びがありましたので

今日はそのことを書きたいと思います。

いつもより少し、長くなるかもですけど良かったら最後まで読んでみてね。

 

自律神経失調症

ここや、

 

心を動かす 自分の心に嘘をついたり、本当の自分を生きていないと次第に心と体は離れていきます。 それがとてつもなく大きく離れてしまうと、今度はどれが本当の自分かがわからなくなり 自分を取り戻し生きてくために、体が誤作動を起こし始め、ヒューズが飛ぶように体もフリーズします。 これがいわゆる私の経験した自律神経失調症と言われるような状態でしょう。 福岡ソフトバンクホークスのムネリンこと川崎宗則選手もそうでしたね。 彼を見たときには、私は経験者だから「うん、わかるよ」ってそういうタイプだなって思いました。もちろん体の問題なんですけど、一度心と体が離れるとなかなか健康体の人にはわからない誤作動で、制御が難しくなるんですよね。 気持ちは動ける!働ける!って思っていても、体は休まそうとしますから 電池切れの状態ですから。。。 ま、この辺は長くなりますのでこのくらいにして。 真面目だったり、頑張り屋はなりやすい疾患のようです。その時に必要なことは『心を動かすこと』だと言われました。 一番いいのは映画、家でね、DVDで。 固まった心を動かして緩めて感動して、本来の状態の戻るまで優しく動かしてあげる。 特にディズニー映画がいいって言われました。 安心してみることが出来ますね、何があってもハッピーエンドで終わりますし、内容がピュアです(^^)

笑顔を張り付けて うたこ23 - 心の詩☆癒しのエッセイ

 

私は以前、トータルで10年くらいの間 身体を壊していました。 自律神経失調症かな? 薬、病院のイヤイヤ期でちゃんと診断してもらわなかったのですが。その期間はとても辛かったし希望も何も無かったし、なぜ私だけと人を羨んでばかりいましたが 色々な経験をさせてもらって 今は元気です🙂

いいところも悪い所も受け止めるから、聴かせて欲しい。 うたこ8" - 心の詩☆癒しのエッセイ

 

ここ↑にもちらっと書いておりますが、たしか、38歳くらいから48歳くらいまでの間、自律神経失調症でした。(多分)

症状は、詩の中にもありますけど、

  • 沼の中を歩くような感覚の重みで身動きが取れなかったり
  • 筋肉が急に収縮する
  • 全身の痛み
  • 藁を噛んで食べているように食べ物の味がしなかったり
  • 3歩歩くとぱたりと動けなくなったり
  • 眠れない
  • 悪夢でうなされる
  • めまい、吐き気、腹痛
  • 感情がおかしい(すぐ涙が出たり混乱する)例えば食事の買い物に出ても何も買えずに帰ってくるとか
  • 動悸、不安、焦燥感

 

 書いてもきりがない程の症状があります。多分これは個人差があると思います。

 

初めての経験にうろたえる日々

こんな経験初めてなので本当に戸惑う日々でした。

長年アレルギーでアトピーも持っていたので、ステロイドとか薬に敏感で、その時期は薬は使いたくないと思って病院に行かなかったんです。

でも、あまりにも症状がおかしい。

自律神経失調症って 

聞くと皆さんどう思われるんでしょかね?私の印象だと心の病と思っている方が少なくないように思いました。

私の経験からすると

  • 体の酷使
  • 無理を重ねる
  • 頑張りすぎる
  • 燃え尽き系

このように、体からくるもののように思います。

当然、心の癖が体を酷使させる原因ではあると思いますが。

あまりにも症状が怖いので(予測不能の奇妙な症状)どうしたらいいのかわからない感じでした。

その症状に対してどんどん不安や焦燥感が強くなり、更にそれが悪循環を招くという感じ。

今思えば、ちゃんと病院に行っていればよかったかもです。

だって、この症状をたった一人で解決しようとするなんて・・・病気を長引かせたのもその要因はあったと思います。

具合が悪くなっていることも中々家族にも言えず、その頃は以前務めていた会社を辞めている時期で仕事は個人で癒し系のお仕事をしていましたから、仕事関係では誰かに言う必要もなかったのですが、お客様の予約を断ることも出来ずにいました。

(こういうところも病気の原因かも知れませんね)

 

生き方

 

誰も信用せず、頼る事もない、たった一人で走る。

よく、「いつも走ってるね」って言われてましたよ(笑)

地に足がついていません(笑)

とにかく、よく言えば頑張り屋、だけど、本当にやりたいことを・・・というか本当の私が望んでいるものを求めていたかというと少し違っていたようです。

キーワードは「やらねばならない」です。

 

やらねばならぬ

何に強迫観念を持っていたのでしょうか?

一言でいえば…うーん

結果として自分自身を生きてはいませんでした。

 

私は私以外の誰になりたかったのかな・・・?

私は私以上でも私以下でもない。

私は私である。

 

これは単純な事ですが、私は自分自身を嫌いで受け入れることが出来ずに

結果このように

 

本当の自分を生きる事が出来ずに、やらねばならぬことを追い続け、エネルギーは枯渇し最終的に体がもう動くなと言わんばかりに強制終了のごとくシャットダウンしたのだと思います。

 

それはそうです。

でも、こんな単純な事が私には出来なかったし、思いもつかない事だったのですよ。

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楽しんで生きる

 

自分の人生を全てをしたいようにする事は中々難しいですが、

そうでは無くて「〜でなければならない」

という考えではなく

自分自身を生きる事。

つまり、何か物事をする時は

〜しなければならないのでは無く

自分が喜んでいるか、楽しいのかを基準に選べばいい事です。

<生き方としてです。社会生活ではしたくないことをやる事の方が多いですもんね>

そういう事が私は苦手のようでした。

 

 

神様からの手紙で目覚める

 

長い期間、症状に悩まされていましたがトータル10年間、それは実は5年&5年なんですが…。うん、結果、2度繰り返しちゃったんです(+o+)それはまた今度。

 

最初の、初めての自律神経失調症の終盤の出来事です。

本当に辛くて何をやってもなかなか改善しない中の出来事です。

 

詩に書いてありますように、夢を見ました。

寝る時に、神様にお願いしました。(その頃は何の信仰も持ってはいなかったですが)私に必要なことは何か教えて欲しいって。

そしたら、朝方夢を見ました。

詩に書いてあるように、真っ暗の天の上の方からひらひらと一枚の紙が落ちてきて

そこにはびっしりと文字が書かれているのが見えました。

私は必死にその手紙を読もうとして目を凝らしていたのですが、最終的に目の前まで来た時にはほとんどの文字が消えて真ん中に『感謝』という二文字が書いてあったのです。

 

目が覚めて、不思議な夢を見たなと思っていました。

その時はそれくらいの感想だったのですが・・・・。

 

すべての人の重い荷物が見えた

その朝、起きていつものように味のしない食事を、ただ生きていく為だけに体に流し込んだ後、ふと窓の外を見ていました。

そしたら、ちょうど通勤時間帯で皆さんが駅の方に歩いていました。 

その姿を見ていたら自分でもビックリするくらいに涙が出てきて、

「皆、それぞれ色んなものを抱えて生きている、だけどそれは表側だけを見ていてもわからない、ひょうひょうと生きているように見えるけど、皆の肩や背中には重たい荷物が乗っていてそれを背負いながら生きている」そのように感じて(見えた)

それと同時に、それまでの自分の生き方考え方はあまりに傲慢で、まるで自分だけが辛いとかそんな風に思っていたと気づいたんです。

何故私が、何故私だけこんなに辛い思いをしなければならないのだとか、

こんなに一生懸命やっているのにとか)

その考えは間違っていると一瞬にして感じ、その涙と共に反省の気持ちが押し寄せてきました。

(健康に毎日普通の生活が送れていること。毎日眠れて毎日食べれて当たり前にそのような生活が送れていたこと。全ての当たり前と思っていた事は決して当たり前ではない、それを得ているという事に対する感謝などはした事がありませんでしたから。

 

…夢の中に出てきた『感謝』の文字は、きっと私に「感謝の気持ちが足りていない」事を伝えてくれたのではないかと思います。

そして、その日を境に私の体調は改善の方向に向かっていったのです。

 

感謝とは沸いてくるもの

感謝っていう字は感じて謝るって書いてますよね。

上記のような体験で、まさにその字の意味を体感したと思います。

感じて謝る。

気付いて反省する。

私はこれを知るために、感謝の本当の意味を知るために病気になる必要があったのだな

感じました。

私にはそれくらいの出来事が無ければ、感謝を学ぶことが出来なかったんでしょうね(*_*)

きっとそうだわ・・・。

そして、感謝という感情は

頭で考えだしたものではなくって

胸の真ん中の奥の方から湧き上がってくるものなんだと知りました。

あれだけつらい体験をしましたが、その感覚を体で感じる事が出来たことは

私にとって本当に必要な、うん、神様からのギフトだったなと思っています。

 

ここまで長めになってしまいましたが、概ね、要約して書きました。

読んでくださった方々本当にありがとうございます!!

私事の体験ですが、何かのヒントになれば幸いです(^^)/

 

 

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