詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

塊を溶かす。歌アップしました☆ 詩子の詩79

こんにちは、詩子です。

今日は寒いくらですね、雨で。

昨日お休みだったので、始めてインターフェースなるものを使い、動画を作ってみました!

まだまだ分かんないことが多くて💦

本当はアコースティックな音が好きです。

機械を通してキレイに加工するよりも。

チョットした息づかいや、ガサツいた音も、味になるから。

だけど、この機械があれば色んな音で厚みを出したり、自分でハモリを入れたりできますので

それがしたくて😄

 

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誓いの青光

 

~誓い~

 

それは突然訪れる
手遅れになる前に

 

滞っていたものを
流すなら

 

氷が溶け始め
肩の力は抜ける

 

命とは
儚いから

 

そんな風にならなければ
心は開けない

 

もっと早くに
話をしなきゃね

 

いつでも
必ず
明日が来るとは
限らない

 

その事だけは
忘れないで

心の扉
開いていたい

 

真っ直ぐ向き合い
相手の中の
奥の方に
輝くものが見えるはず

 

どうか
その光
見えるまで

目をそらさないで

 

これからは

きっと

 

そう誓う

 

 

先日、今の職場の前に勤めていた時の同僚が癌になって手術を受けたと聞き

連絡しました。

 

彼女とは助け合ってお仕事をしていた仲です。

私とは真逆のタイプなので、お互いにないものを補填し合っていたので

とてもバランスが良かったし

技術では勉強になることが沢山あったので

ずっと一緒に働いていたかったのですが。

 

理不尽な解雇

 

そこのオーナーは以前私が務めていた大手の会社の上司だった人です。

人間性はともかくとして、大手を辞めて起業するという行為は素晴らしいと思い

何か役に立ちたいという気持ちで私なりに一生懸命働いて来たのですが。

通勤も一時間半くらいかけて通っていました。

 

店舗を広げたりして、売上もなかなか追い付かずで、いつもお金の事でキリキリしている経営者だったのですが

店が継続するように、私なりにやってきました。

経営者は、イエスマンしかまわりに置かない人で、様々な理由でスタッフを辞めさせていきます。

皆、きっといつか私も同じ目に合うでしょうと心の隅にはあったと思うのです

 

それがある日私に来たんですよね。

それも、ラインで。

 

『もう雇うのが嫌になりました』

 

という、とんでもない理由で。

そしてそのラインの内容は私の良くないところというのが書いてあり

そんな私をこれ以上雇うのはストレスになるので辞めて欲しいって書いてありました。

 

ここは、長くなるのでこれくらいにしますが、そのような感じで通達を受け

 

私の勤務態度とかお客様への態度とか

本当に分かってくれているスタッフも

誰もかばってくれることはなく

私はその一ヶ月後に退社したのです。

 

追い詰められる

色んな事を思いました。

やっぱり辛かったです。

辞めたあとには、あったはずの何が無いとか、泥棒呼ばわりされて

毎日毎日スタッフに電話をかけさせて

私をどんどん追い詰めて行きました。

 

だけど、別に誰を恨むことも無く、

特に一緒に働いていたスタッフを恨む事などは全くなかったんですよ。

あの社長と働くには仕方ないよなって

当時はすこーしはかばってほしかったな…っては思いましたけど、それだけ。

 

塊が溶ける

 

それで、最初の話ですが、

その時に一緒に働いていたスタッフが癌で入院していると。

心配で心配で。

シングルマザーだし、色々と心配で、連絡した訳です。

彼女は大丈夫でした。

そして、彼女は私に言いました。

 

 

『ごめんなさい。ずっと謝りたかった。あの時の事』

 

『ずっとずっと心の中にあって…』

『今のお店に行って良かった?』

 

私は

何も謝ることはないよ、うん。

連絡しなかったのは、まだあの店にいるから何となく今はやめておこうと思っていただけよ。

あの頃、楽しかったし、凄く勉強になった。

それだけだよって言いました。

 

そして彼女は

今までで謝れなくてごめんなさい。心にずっとつかえてたと。

そして、こう言ってくれました。

 

『一緒に働いていて、○○さんのお客様に対する態度、仕事に向かう姿勢、尊敬以外の言葉は見つかりません』

 

って。

 

私は本当に彼女達に何も思っていなかった。

だけど、あんな形で辞めて欲しいと雇い主から言われたことは

相当応えました。

いつまでも、いつまでも悔しかった。

 

だけど、私とは違う立場の彼女も苦しんでいた。

 

彼女の私に対する言葉を聞いた時に、胸の真ん中が暖かくなり

涙がしみじみと湧いて来て

 

何かが溶けていく…。

そんな感じがしました。

 

そして、彼女の病気を知る事が出来たから

今回の対話になったのですから

もしも、彼女がそうでなければ、私はまだまだ連絡することもなかったのではないかと思います。

 

いつ会えなくなってしまうのかわからないという気持ちが、病気に対する心配が私にできたからの行動。

 

いつでももっとオープンでいたいなと。

 

詩で誓ってもなかなか行動は起こせない臆病者の私だけど、やっぱり

今回も、そう感じました。

人に対する垣根は、もう少し低くなりたいものです。

 

 

 

 

Utako'sチャンネル

初めてインターフェース使いました^^

も、ちょっと。課題あり💦

 

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