詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

それなりの轍。 詩子の詩346

〜道〜



小さな歩幅で歩いてきた道
何を見つめていたんだろ

隣の道を歩く人と
同じ歩幅にしたいとか

機嫌の良くないカラスの声を
聞き分けることに気を取られ

見えない自分の事などは
痛みや不安な感情で
知る事しかできなくて


ただただ歩いていたのかな


そんなに長く歩いたか
良くはわからないけれど


振り返ってみれば
それなりの
轍が長く続いてる


振り返ってみれば
それなりの
轍が長く続いてる




f:id:Umino-Utako:20210415134718j:plain
夕暮れの道


こんにちは!詩子です。
今日も寒いな。
でも、天気良し😄



f:id:Umino-Utako:20210415134933j:plain
昨日雨上がりに、母とワンコのココちゃんとお散歩がてらにお花を見に行きました。




f:id:Umino-Utako:20210415135050j:plain

実家の父と母の髪を切りに行ったんです。


父が少し元気ない様子だと聞いていたので行ったのですが

思ったよりも元気でした(笑)


確実に歳をとってきてはいますけれどもね。





f:id:Umino-Utako:20210415135938j:plain
お花畑



とても楽しい時間を過ごせました。


✛✛✛✛✛


歳を取ると丸くなる。


表情も角が取れて
出てくる言葉も…。


『遠いところ大変だったなぁ』


『いつもありがとうな』


『気をつけて帰ってな』



って


優しい目で言ってましたよ。


小さい頃の
あの、いつも怒ってた三角の目はどこへ行ったんですか?
お父さん。


怖い目をしたお父さんには
どんだけでも、たてついて


意地悪な視線を浴びせても平気でした。


あんなに優しい顔になっちゃうんですね。

歳を取ると。



母は

『あなたにだけよ、あんな顔するの』

なんて言ってますけどね(笑)


✛✛✛✛✛


私はね

小さい頃、安定しない居心地の悪い家に育ちましたが


子供の頃から仲の良い
温かい家庭の人は
お父さんとかにどのような感情を持っているんですか?


私はわからない。


でも、もしかしたら


もし、小さい頃から
お父さんと仲良しでしたら

私みたいに
今頃の歳になって

父親に、こんなに切ない気持ちにならないのですか?


もしかして、仲の良い親子だったら
もっと早くから
親に対してそのような感情を抱くのですか?


でも、そんなことないか…。

歳をとって
小さくなって来て

そして、その後の事だからなのかなぁ。

きっと、そうだよね。

まだまだ、長生きするとは思うんだけど


なんだろ…

ちょっと最近
父の事思うと泣けてくるのは何でなんだろうな。



このような気持ちを
言葉で表現するには
何というのでしょうかね。



※追記4/16
言葉を良く知っている友人に聞いたところ、色々教えてくれましたが中でも私の気持ちにフィットしたのは

『秋風落莫』(しゅうふうらくばく)という言葉でした。
意味は、勢いが無くなって物悲しいことだそう。


元々よく泣くんだけど

最近も又よく泣くなぁ私。


前書いたけど、
https://umino-utako.hatenablog.com/entry/2021/02/14/131857
前は胸の真ん中の古いレモンの雫に触れたような感覚だったんですけど


今は違う

表面が、膨張する感じ。


過去→現在


に変わったのかなぁ。


私の不思議な表現に
ついてこられない方ゴメンナサイ(笑)



✛✛ 今日の詩 ✛✛


色んな道を

それぞれ、私達は歩いてる。

自分自身だけをしっかり見つめて歩くなんてことは
なかなか出来ないですよね。


あっちみて
こっちみて
人の顔色や
場の空気
 自分の立ち位置

そんなので
どこ見て歩いてきたか分かんないけど。


振り返れば、一応
それなりの轍が出来ていました。

そんな詩です。







ウクレレ弾き語り成長記録です♪良かったら聞きに来てください🤗
www.youtube.com



☆抗がん剤や病で髪を失った方の医療用ウィッグを作成しています。
喜んでくださった時はこちらが力を頂いています!!