詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

夏の想い出 詩子の詩118

〜夏の想い出〜



来年も又
会おうねって
言った夏の終わり


蝉の鳴き声が
切なさを誘う


一年なんて
あっという間に
過ぎてしまうだろう

だけど、やっぱりね
サヨナラは辛い


※遠く山々走り抜け
里で手を振るお婆ちゃん
毎年、会っているのに
今生の別れの如く

顔をしわくちゃにして
汗を手ぬぐいで拭く
別れ際には
小銭を沢山
私の手に握らせる

泣いてくれて
ありがとう
又会いに来るよ




いつまでも
いつまでも
手を降る姿


まるでアニメの中の
田舎のお婆ちゃん

いつも、笑って
トウモロコシを
茹でている


※どんな思いで一年を
待っててくれたの?
お婆ちゃん
なんとか一年頑張って
会える日を又楽しみに

一年なんて早いもの
その積み重ねも
早いよね
星になってからの月日
遥かに長い

冷たい井戸水
覚えてる
スイカの甘さ
覚えてる
安心出来る
空間、覚えてるよ

田舎があって良かったと
今とても思うよ
だって。記憶は
鮮明に
心の中に
いつまでも
私の夏休み





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田舎ではないけれども…



こんにちは!詩子です。
毎日うだるように暑いですけど、もうすでにお盆。
夏はあるようで無かった、みたいな記憶になりそう🍉

夏の想い出


子供の頃、母の田舎に夏休みは必ず行ってました。

会津の奥の方です。新潟よりの。

お婆ちゃんは、となりのトトロに出て来るような
まるっきりあの感じでした(笑)

子供は小銭が好きだって思ってて、両手にいっぱいの小銭を
私に渡してくれました。

今振り返ると、何だかしみじみするなぁ

お婆ちゃん、ありがとね。
今は紙のお札が好きになりました。(笑)なんちゃって!


茅葺屋根
囲炉裏
薪の風呂
玄関鍵かけない
隙間風
ホタル
ぼっとん便所


空は満天の星!


目の前は田んぼと畑
井戸



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田舎ではないけれども…


全てがそこで循環していました。

豊かですよね、そういうのは。

もう、お婆ちゃんもいないのでなかなか行く機会は無いけれど

想い出はいっぱいです。


車で帰るんですけど
里から道を通ってぐるっと回って、民家が少ないから
遠くからでも見えるんですよ。

ずーーーーっと手を振る
ほっかむりしてモンペ履いたお婆ちゃんが…💓💓💓


泣けるなぁ、今思い出すと🤗



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