詩と哲学的エッセイ〜楽に生きるヒント〜

心から湧き出た詩から楽に生きるヒントを読み解きます。

心に空いた穴を埋める方法は【アイノカタチ】詩子の詩425

〜隙間風〜

 

心に穴が空いてる

時折、スーッと隙間風

 

子供の頃から吹いている

傷付いた割れ目の隙間

 

なんとも言えない喪失感

風が吹くたび切なくて

 

心に空いた傷や穴

埋める方法知っている?

 

私埋めたことあるから

知っている

 

きっと又それが足りなくなって

きたんだね

 

心の穴の埋め方は

外側にはありません

 

外側にはありません

 

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空の穴のようなお月様

 

おはようございます。詩子です。

ワクチンの副反応、まだもう少し残ってる。

身体痛い、微熱あり。

熱を出すと、面白いもので

色んなことを思い出したり、考えたりします。

思い出す事は色々だけど

子供の頃熱出してた時のこととか

今、姿は大人になったけど

意識は一線で時の経過は関係ないですから

今も昔も同じだということが分かります。

何も変わらない私は、何も変わらないでこれからも生きるのだと言うことが

分かりました。

 

 

★★時は平面★★

 

それは誰でも同じです。

私達はそういうものだからです。

学んで、経験して、成長はする。

けれども、変わらないんです。

本質は変わらない。

そういうものなのです。

時は真っ直ぐです。

下から上に上がるようなものではないです。

なので、時を静かに眺めれば

どこまでも過去は見えるはずです。

そして過去は今の自分の状況によって見え方や感じ方が変わります。

でも、思い出は美しく変わることの方が多いようですけど

そうでないものもあるでしょうね。

赦せないことや、受け入れられないことなどは

自分の思い通りの感覚の過去にイメージ内でも書き直してみることが出来ていれば

もう既にその過去は癒されて自分の思い通りに変換したという証ですからね。

もしも、あまり良くない状況のままのイメージしか思い出せないのであれば

そこは癒すポイントになります。

 

 

★★心の穴の場所★★

 

熱出して一日寝ていて昔のことを思い出したからか

背中の胸の真ん中がスースーしました。

眉をひそめたくなるような、何とも言えない喪失感。

自分の欠片がどこかに行ってしまい、無くなってしまって

そこにひりひりとした風が、素通りしていくような感覚。

何かを思い出したからそうなったのか。

でも今、少し外側に何かを求めてしまっているというお知らせかも知れない。

 

私は生きてきた中でそのスースー感、胸や背中の穴の開いた感覚と共に生きてきましたが、いつしかそれを感じないで生きていけるようになっていたんです。

最近また少し感じる。

この感覚は失恋したことのある人ならわかるかな?

胸がキュンってなる辺り、あの辺の場所です。

私は背中側を感じています。

背中側は今の自分というよりも、昔のことだったり、或いは隠していること(表に出さない部分)だそうですよ。

その辺を誰かに手を当ててもらってジワっと温めてもらいエネルギーを入れてもらうと対処できますが、対処療法です。

 

 

★★自分で自分を裁くなかれ★★

 

上記しましたが、自分の欠片を失ったような感覚

正にそれなんです。

これは、自分自身がそこを自分の力で埋めるしかないと思います。

自分の欠片ですから、自分以外のものでは埋まらないのです。

もちろん誰かに援助してもらう、心の安定できる相手に見守ってもらうことは出来ても

本当にその部分を癒して埋めるのは、自分の力です。

例えば何かのせいで誰かのせいで傷ついてしまったり自分を失ったりしても

自分自身を自分自身が嫌いになり、こんな自分じゃいけないと裁いたり

こうしなければ愛されないとか、こうあるべきだというような生き方をし続けていきますと、傷口はふさがらず、ずっと穴の開いたままになります。

自分の生きてきた環境や、傷ついた出来事は、誰かのせいではないですから。

ましてや、自分がこうだったからとか自分のせいでもないのですから。

知らず知らずのうちに自分の傷口を自分が広げていることがあります。

自分が傷ついたらどんな理由でだって自分が自分を一番に慰めて元気づけて上げられたらいいですよね。

自分が自分を裁いたり自分で自分をコントロールしようとするのはダメです。

例えばもしも、自分が悪かったとしても一番最初はまず自分が分かってあげましょう。

反省するのはそれからです。

誰かの期待に応えたい、そのように生きていると知らず知らずのうちに自分に厳しすぎる自分になってしまうのかも知れない。

 

 

★★傷ついた穴の埋め方★★

 

 

では自分の背中や胸に空いた穴はどうしたら埋まるかというと。

 

自分自身を自分自身で愛する

 

事だと思います。

 

自分自身を愛するってよく言いますけど

これは単純であり複雑なことですよね。

何をもって自分を愛したと言えるのか。

 

ありのままを受け入れる

 

一言で言えばこれに尽きると思います。

 

この部分を言葉で細かく説明するのは邪道かなって思っています。

何故ならばこれは自分の体験経験、人との交流、その中で気づき、腑に落ちていくことだから。

このような説明はいろんな本にも載っていますし、いろんなところに溢れていると思います。

だけど、体験し湧き出すものを感じ、それによって埋まっていく感覚を味わうことが

最重要なことであると思います。

何故ならば、こういうたぐいのことはいくら頭で分かっていても全く意味がないからです。

外側にある何物でも埋まらないそれは自分の中にたっぷりある。

外側に向かっているものをまず止めて、自分の中にあるものに目を向けるところから始まります。

 

全てがそこに詰まっている。

 

それは普段の思考や雑念を取り払った先にあります。

 

そこを見つめ心の耳を澄ますことが大切だと感じています。

 

瞑想が役に立ちます。

 

例えるなら

傷ついて穴が開いた部分に外側から何かで修繕するのではなく

自分の中にもともとあるもので、そこを増幅して穴をふさぐイメージです。

 

何度繰り返してもいい

必ずふさがる時は来るから。

 

 

★★今日の詩★★

 

もう外側に探すのはやめよう。

探しても無いから。

そういう詩です。

 

 

 

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